目標を掲げるか 方向性を定めるか

目標を持ち、
それに向かって
最大限の努力をする。

大事です。
人生の中で必要な経験です。



もし、
ひとつの目標を達成したら
次の目標を立て、
さらなる努力をするのが
生き甲斐だというなら、
それでいいのです。

しかし、
目標を達成した途端
その先がなくなって、
何をしたらいいのか
わからなくなる、
という場合があります。

そんなときは
とにかく目標をと
がんばらずに、
進みたい方向性を定める、
というのが有効です。



たとえば、
手先が器用で
こまかい作業を
集中してするのが好き
という人がいて。

その特性を生かす仕事が
したいけれども、
興味が湧くものは
今のところない、
という状況だったら。

「何々になる」
という具体的な目標は
立てられません。

だったら無理して
立てなくていい。

「手先が器用で、
こまかい作業を
集中してするのが好きな
自分に向く仕事をする」

そう方向性を定め、
四方八方にアンテナを
張り巡らせばいいのです。

とにかく目標をと焦ると、
急場しのぎのものになる
可能性があります。

張り巡らしたアンテナに
何か引っかかったら、
そのときは目標を
立てましょう。



ゆったり構えることも、
長い人生の中では
必要はこと。

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「竹の女」は、
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