よかれと思ってしたことが、相手の学ぶ機会を奪う。
2019年1月27日
大変そうだから助ける。
かわいそうだから助ける。
そういう気持ちはわかります。
が、ちょっと待ってください。
その助け、本当に
その人のためになるのでしょうか。
たとえば、
子どもの夏休みの宿題。
あまりに量が多くて大変なので、
親が代わりにやってあげる。
このぐらいはいいだろう
と思うのでしょうか。
そのことが簡単にできる人は、
四苦八苦している人を
手伝ってあげたくなります。
自分ならすぐにできるから。
でも、それをしてしまっては
その人の力はつきません。
また、最大限に努力する機会を
奪うことになります。
というところまで
考えている人は少ないと思います。
相手が大人の場合も同じ。
自分は簡単にできるからといって
肩代わりしてあげてしまっては
いけないのです。
努力する機会を奪います。
さらには、
努力の中で何かを学び取る機会を
奪ってしまうのです。
見守りましょう。
奪わずに。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
メンタルコンサルテーション
静かな樹
どのような考えに基いて
カウンセリングを
おこなっているのかを
書いております。
毎週月曜日 朝8時
更新予定です。