よかれと思ってしたことが、相手の学ぶ機会を奪う。

大変そうだから助ける。
かわいそうだから助ける。

そういう気持ちはわかります。
が、ちょっと待ってください。
その助け、本当に
その人のためになるのでしょうか。

たとえば、
子どもの夏休みの宿題。
あまりに量が多くて大変なので、
親が代わりにやってあげる。

このぐらいはいいだろう
と思うのでしょうか。



そのことが簡単にできる人は、
四苦八苦している人を
手伝ってあげたくなります。
自分ならすぐにできるから。

でも、それをしてしまっては
その人の力はつきません。
また、最大限に努力する機会を
奪うことになります。

というところまで
考えている人は少ないと思います。



相手が大人の場合も同じ。
自分は簡単にできるからといって
肩代わりしてあげてしまっては
いけないのです。

努力する機会を奪います。

さらには、
努力の中で何かを学び取る機会を
奪ってしまうのです。


見守りましょう。
奪わずに。

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メンタルコンサルテーション
静かな樹


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