皮膚が柔らかいのは

人間の皮膚が
鋼鉄のように硬かったら、
ケガをしなくて済むのに。

皮膚は柔らかい。

それは、
互いをいたわり合うため
ではないかと思うのです。

ガンガンぶつかろうが、
殴りたいだけ殴ろうが、
傷もあざもつかないなら、
特に思いやる必要はない。

殴りたいときに殴って、
すっきりするというのも
許されるかも。



人間の皮膚は柔らかい。

お互いを
大切にすべきだから。


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メンタルコンサルテーション
静かな樹

どのような考えに基いて
カウンセリングを
おこなっているのかを
書いております。

40年後の私が同じ通りを通って

かなりこだわって選びます、
クリーニング屋さん、
歯医者さん、
美容院。

今、このうちの2つが
同じ駅の、
同じ通りにあります。

そしてなんとその通りには、
40年前の私が
住んでいたのです。



歯医者には3ヵ月に一度、
美容院には
6週間に一度行くのですが、
通りを歩くたびに
しみじみと思います。

「40年後に
この通りを歩くなんて、
思ってもみなかったなあ」と。



当時の私は、
将来が不安で不安で
しかたありませんでした。

とても悲観的でした。

そのくせ、
外に対しては強い態度。

そのアンバランスが、
生きづらさの原因の
ひとつでした。



その後、
人生観が180度転換して、
今の私がいます。

なんでもうまくいく、
幸運つづきの人生だ
とはいいません。

それでも
はっきりしているのは、
マイナス、悪いことは、
必ずプラスに転じる
ということ。

悪いと見えるだけで、
本来は善。

不運はない。

夜の次は朝。

恐れることはない。



そういえる私が、
同じ通りを歩いています。


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好きな色

好きな色の服が似合わない。
どうしても着られない。

ということ、ありますね。

そんなとき、
あきらめますか。

似合わないなあと
思いながら着ますか。



無理する必要はないですよね。

その色の小物を
持てばいいですよね。

以前、ごっつい女医さんが、
財布などの小物類を
全部、真紅にしていました。



仕事も、
好きなことが
できるとは限りません。

好きなことを
仕事にできないなら、
『小物』として
日常に取り入れればいい。

そうですよね。



よくお話しするたとえ話。

ある人が、
パイロットになりたい
という希望を持っていました。

しかし、
身体的な理由でなれませんでした。

そのことを
一生ぐちって暮らすことも
できます。

でも、そんなことするぐらいなら、
リモコンで飛行機を飛ばせばいい。

パイロットになれない
自分の体を恨みつづける
のではなく。



ごっつい女医さんが、
自分に赤は似合わない
と、あきらめなかったように。


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がんばるってなんだろう

人生の中には、
歯をくいしばって
がんばらなくては
いけないときがあります。

でも、
それが長くつづくのなら、
がんばり方を
考えないといけないですね。



楽しくがんばれるか。

がんばるイコール
悲壮感たっぷり
でなくてもいいのです。



自己犠牲の精神が
強すぎないか。

別の方法はないのか。

選択肢がない
という場面は、
まずないのです。



そもそも
『がんばる』という
ことばが好きですか。

自分にとっての
『がんばる』とは
どういうことか。

それをまず考えてから
がんばってください。

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