ありがとうという呪文

いえ、呪文ではありませんね。
おまじないになってしまいます。

おまじないは、
効果を期待して唱えるもの。

ありがとうは、
心の底から
素直に出ることば。

素直に出てこないならば、
そうなるまで唱えることで
ある日、
心の底からのことばに
なります。

ありがとうは、
すべてが「在る」ことへの
感謝だからです。

私たちの心の底は、
すでに「在る」と
知っているのです。

忘れているだけ。


すべてが「在る」のは、
善も悪も混在している
この世ではありません。

この世が展開する前の、
大元の一点です。

大元の一点に、
善と愛と美と法則性が
在ります。

それを展開させ、
表現する舞台が
この世です。



すでに在るので、
そのことに感謝。

そして、
それを表現する、努力。

この順番ですね。

ありがとう。


* * * * *

メンタルコンサルテーション
静かな樹

どのような考えに基いて
カウンセリングを
おこなっているのかを
書いております。

頼らず、でもありがたく受け

人にしろ物にしろ、
頼り過ぎるのは
よくないですね。

それがないと
不安になりますからね。



「〇〇がないと
生きていけない。」
なんて、
自分を信じ切っていない
ことの表明。

自分を信じていれば、
「〇〇をありがたく受けます。
と同時に、
〇〇がなくても
生きていけます。」
となります。



信じ切っていい自分
とは何か。

という話になるのですが。

それは、
そのうち消える肉体
ではなく、
肉体が現れる
前にも後にもある自分。

もっといえば、
前や後という
時間の流れを超え、
次元を超えて
『常に在る』自分です。



* * * * *

メンタルコンサルテーション
静かな樹

どのような考えに基いて
カウンセリングを
おこなっているのかを
書いております。

ひょんなことからを

今朝、いつものように
暗いうちベランダに出て
キビをまきました。
すずめの朝食用です。

ところが、
明るくなってから見ると、
ほとんどなくなっています。
追加してやりましょう。

まいてからふと顔をあげると、
ベランダ真横方向に
太陽が顔を出し、
日の出のように昇っていく姿が。

輝いています。

思わず見とれ、
合掌しました。

今のマンションに越して
4年以上が経ちますが、
初めてです。

きびをさっさと食い尽くした
すずめたちのお陰です。



ひょんなことから
よいことに遭遇する。

それを大事にし、
楽しんでいます。

人との出逢いも、ひょん。



* * * * *

メンタルコンサルテーション
静かな樹

どのような考えに基いて
カウンセリングを
おこなっているのかを
書いております。

このできごとは自分に何を示してくれているのか

大きくても小さくても、
できごとには意味があります。

いちいち考える必要は
ありませんが、
自分の心が動いたとき、
あるいは
相手の心が動いていると
感じたとき、
そのできごとの『意味』を
考えてください。

なぜなら、
それが示すことは
学ぶべきことだからです。



学び方にはコツがあります。
『プラスを学ぶ』です。

たとえば最近、
強烈なできごとがありました。

そこから学んだことが、
「今までやってきたことを
やめろ」と取れば、
そこで止まってしまいますが、
「次へ進め。新しいことをしろ」
だったら希望があります。

とらえ方で、
意欲が大きくちがってくるのです。



事実、十代終わり頃の私は、
「やめろ」ととらえて
先の希望がなくなり、
途方に暮れました。

中学時代からなりたかった
同時通訳に、
性格的に向かないと
わかったときです。

十代なんだから、
いくらだって
先の選択肢はありますよね。

でもそうは思えなかった。

今は、
周囲の大多数が、
「もう年だから」とぼやく年齢。

しかし、
「やめろ」ととらえず、
「新しいことをしろ」
ととらえるので、
「よし、やろう」
という気分です。

もちろん、
新しいことに着手すれば
試行錯誤の日々が
待っています。

いつになったら
形になるのか、
まったくわかりません。

それでも、
「次へ進め」と
状況が示すなら、進みます。


『プラスを学ぶ』視点で
できごとをとらえる。

これによる恩恵を
どうぞ生かしてください。

人生は向上の道ですから。



* * * * *

メンタルコンサルテーション
静かな樹

どのような考えに基いて
カウンセリングを
おこなっているのかを
書いております。