希望と欲望

2022年7月25日

辞書によると、希望とは、
「あることの実現をのぞみ願うこと」。

欲望とは、
「不足を感じて
これを満たそうと強く望むこと」。

ふむふむ。



欲ということば。

生々しくてがっついた感じがしますね。

もちろん、欲は必要。
それがあるから
人間は肉体を維持できるのです。
食欲のように。



欲望も、
決して悪いわけでじゃない。

けれども、
そもそも不足が前提ですから、
欲を前面に出して生きていると、
常に不足との戦いになります。

あれがない、これがない。
だから欲しい。



三次元の世界では、
不足を感じることが多いもの。

ただ、視点を大きく転じ、
人間の大元を観れば、
そこに不足は、ない。
完全なのです。

希望とは、
人間の大元にある完全な世界に
すでに在る（ある）ものを
「実現したい」
「体験したい」
という思いです。



希望は常に明るい。

「私はあの人に死んでほしい
という希望を持っている」
などという表現は変ですよね。



人間は、
心の奥底に持つ「光」を
この三次元で形にし、
楽しみたいと思っています。

心の奥底にすでにあるのですから、
あきらめるなどという選択肢は
不要です。

＊　＊　＊　＊　＊

さらに上を求めるのが人間

2022年7月18日

今の自分より、
もっと上、もっと上と
求めるのが人間。

まだまだ上があると
心のどこかで知っているからです。


ただ、
求めるものが物質であれば、
それはちょっとずれています。

向上した結果として
付いてきたのが物質ならば、
それはそれでよいこと。

初めから物質に焦点を当てて
もっと上をと求めるのは、
執着です。


自分という存在を
最大限に発現する。

そのために
常に上を目指す。

もちろん、
一歩一歩前進している自分を
ほめながら。


すばらしきかな、向上心。


＊　＊　＊　＊　＊

人との距離

2022年7月11日

近頃は某ウィルス騒動のため、
人との物理的な距離が
人為的に変えられています。

それでも自分は人とつながっている
と感じますか、感じませんか。


かたや、SNS。

SNSでの人とのつながりが
常にないと不安になりますか。


人とのつながり。
人との距離。
それは何で測るのでしょう。

やはり、心ですよね。


物理的な距離が短いことが
安心感にはつながるとは限りません。

また、SNSでは、
自分でも気づかないうちに
SNS用の自分で
人とつながっているかもしれません。

それはそれでいいのですが、
素の自分ではありませんね。

そこをわかっていないと。


素の自分と書きましたが、
これも定義がまちまち。

いやなところを見せないのが
外の自分で、
いやなところを遠慮なく見せるのが
素の自分。

こう思っている人、
けっこういますね。


これには賛同できません。

親しい人は、
いやなところをぶつける「的」
ではないのです。

素の自分が
外での自分と多少ちがっても
かまわないのですが、
外ではお面かぶっていて、
その反動が素の自分であるなら、
何かがまちがっています。

そういう自分が
外の人たちとつながっても、
誰も自分を知らない
ということになります。


某ウィルス騒動が収まったら、
物理的な人との距離が
再び縮まります。

そのときに向けて書きました。

＊　＊　＊　＊　＊

自分の基準で生きるには

2022年7月4日

どんなことも、
自分の基準で判断する。

大切なことですね。


ただ、
その基準が正しいかどうかは
どこで見極めるのでしょう。

同じ基準を持つ人が多いかどうか？

ちがいますよね。
それこそ危険。
流されます。


波風が立たないかどうか？

はたして
それが一番大事なことでしょうか。



一番大事なことは、
自分が伸びやかか？
ではないでしょうか。


そしてその前に、
自分は伸びやかであっていいと、
思えることです。

また、
伸びやかとわがままの区別が
しっかりついていることです。

＊　＊　＊　＊　＊