感謝は「存在してくれたこと」に

たとえば、

雑貨屋さんにはいったとき、

「ごめんください」といいます、私。



店内を見てまわり、

買いたいものがなかったら、

「ありがとうございました」

といって出ます、私。



そのとき、

店員さんが返事をしないことがあります。

私が何も買わなかったから、ですね。






子どもに、

「何かしてもらったら、

『ありがとう』といいなさい」

と教えますね。



では、してもらえなかったときは?






先日、年配の男性から道を聞かれ、

「ちょっとわかりません。

私、この土地の人間じゃないので」


と答えたら、

「ああ、そう」

といわれて終わりました。






たとえば、

子どもの頃に両親が亡くなって、


苦労した人がいたとします。

その人は、

親を恨みこそすれ、

感謝する必要はない、

のでしょうか。




この世は

魂にとっての経験の場。

両親は

そこに生み出してくれた人たち。

両親の存在があったから

私たちはこの世に出て

経験を積むことができるのです。









自分がしてほしいことを

してくれたからありがたい。

してほしいことをしてくれなかったら、

感謝する必要もない。



という考え方はまちがっています。



その人が存在してくれたことが

ありがたいのです。



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「静かな樹」は、
カウンセリングとヒプノセラピーのサロンです。

どのような考え方に基いて
カウンセリングを行っているのかを
書いていきたいと思います。


毎週月曜日 朝8時 更新予定です。

笑っているつもり

本人は笑っているつもりで、

笑顔になっていない人が

います。



けっこういます。



試してみてください。

1.鏡の前に立つ。

2.目をつぶる。

3.いつもの笑顔になってみる。

4.そのまま目を開ける。



さあ、どうですか。

鏡の中のあなたの顔は

笑っていますか。



目を見開いているだけ、

口を大きく開けているだけ、

ではありませんか。



あるいは、

なんだか悲しそうな表情になっていませんか。





笑う門には福来るなのですから、

笑うなら

本当に笑わなければなりません。



笑ってんだか笑ってないんだか、

はっきりしない顔。

そういう顔では

” 福 ″ も困ると思います。

取りついていいものやら、と。



徹底的に笑いましょう。

とことん、笑いましょう。

” 福 ″ が、

確信を持って取りついてくれるように。



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さびしさを味わい尽くす

子どもには勧めません。

また、わざわざする必要もありません。



ただ、

大人になってから

さびしさのどん底を味わうことがあったら、

どうぞ味わい尽くしてください。



それは

とても大きな経験になります。






もちろん、

そこで絶望しないよう、

生きる意味をしっかり知った上で

ですが。






のたうちまわるほど泣く。

何を見ても灰色一色。



そういうとき、

逃げてはいけません。

感覚を麻痺させるものや、

つかの間のなぐさめに。






永遠につづくのではないか、

とさえ思えるでしょう。

そのさびしさ。



でも、ある日わかります。

夜は更けるほど暗くなるけれども、

そのあとには

必ず夜明けが来ること。



深い深い経験です。



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失敗した人を責めますか

失敗は誰にでもある。

といいつつ、

失敗した人を

容赦なく責める人がいます。



あるいは、

口には出さないけど、

心の中で思いっきり責める人も。







人は、

自分がすることを

人にもされると思っています。

だから、


失敗を責める人は、

自分が失敗したら

責められると思っています。



失敗を恐れる理由はそれ。







先日読んだ文章に、こうありました。

「失敗は早めにした方がいい」




ああ、そうだなあと思いました。

失敗したら修正すればいい。

失敗することで見える改善点がある。



何かを始めるとき、

準備が8割、9割がたできたら

とにかく始めてみることです。



そして、もし失敗したら、

そこを改善する。

ひたすらこの繰り返し。




これが向上の最短距離。



その前に、

人の失敗を責めるのをやめること。

その人は、向上の途中なのだから。



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