このできごとは自分に何を示してくれているのか

大きくても小さくても、
できごとには意味があります。

いちいち考える必要は
ありませんが、
自分の心が動いたとき、
あるいは
相手の心が動いていると
感じたとき、
そのできごとの『意味』を
考えてください。

なぜなら、
それが示すことは
学ぶべきことだからです。



学び方にはコツがあります。
『プラスを学ぶ』です。

たとえば最近、
強烈なできごとがありました。

そこから学んだことが、
「今までやってきたことを
やめろ」と取れば、
そこで止まってしまいますが、
「次へ進め。新しいことをしろ」
だったら希望があります。

とらえ方で、
意欲が大きくちがってくるのです。



事実、十代終わり頃の私は、
「やめろ」ととらえて
先の希望がなくなり、
途方に暮れました。

中学時代からなりたかった
同時通訳に、
性格的に向かないと
わかったときです。

十代なんだから、
いくらだって
先の選択肢はありますよね。

でもそうは思えなかった。

今は、
周囲の大多数が、
「もう年だから」とぼやく年齢。

しかし、
「やめろ」ととらえず、
「新しいことをしろ」
ととらえるので、
「よし、やろう」
という気分です。

もちろん、
新しいことに着手すれば
試行錯誤の日々が
待っています。

いつになったら
形になるのか、
まったくわかりません。

それでも、
「次へ進め」と
状況が示すなら、進みます。


『プラスを学ぶ』視点で
できごとをとらえる。

これによる恩恵を
どうぞ生かしてください。

人生は向上の道ですから。



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メンタルコンサルテーション
静かな樹

どのような考えに基いて
カウンセリングを
おこなっているのかを
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