劣等感は克服しないで

劣等感は、

人生を前向きに歩もうとする足を

引っ張ります。




劣等感ゼロの人は、

この世に存在しないといっていいでしょう。

劣等感と取っ組み合っている人もいれば、

バネにして上がろうとする人もいれば、

なんとか隠そうとする人もいれば。





劣等感、克服したいですか。




劣等感は克服するものではありません。


なるべく気にしないようにするものでも、

誰々よりはマシ、と小さな優越感で

自分を納得させれば済むものでもありません。




劣等感は、


いつの間にか脇に置かれているもの

です。






取っ組み合う。

バネにする。

隠す。

誰かよりマシと思おうとする。

全部、劣等感に支配されています。


支配されることを自分に許しておいて、

あがいているのです。

底なし沼に自分から飛び込んで、

あがくようなもの。




あがいても無駄です。






そもそも、

劣等感の強い人は、

しょっちゅう「反省」する人か、

自分の長所を10個あげられないけど、

欠点はすぐに10個あげられる人。




つまり、

心の向きがマイナスに傾いているのです。




心の向きを180度転換させてしまえば、

反省は不要。

長所は10でも20でもあげられる。





そして、

劣等感に価値を感じなくなるのです。

劣等感にマイナスの価値を認め、

後生大事にしていた自分に

気づくのです。




劣等感にマイナスの価値を認めるのは、

心がマイナスに傾いているから。

プラスに転じれば、

劣等感を大事にしていた過去が、

自分でも不思議に思えるようになるでしょう。



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「静かな樹」は、
カウンセリングとヒプノセラピーのサロンです。

どのような考え方に基いて
カウンセリングを行っているのかを
書いていきたいと思います。


毎週月曜日 朝8時 更新予定です。

本気で聞けるかどうか

たとえばお店へ行ったとき。

本気で接客してくれているかどうか、

わかりますよね。

(どう考えても

本気であるはずのない相手に

だまされることもありますが。)







さて、人の話を聞くとき。

四六時中本気で聞くのは

無理です。

そんなことしていたら、

体が持ちません。





でも、

相手の雰囲気から察して、

あるいは相手との関係から考えて、

「ここは本気で聞くべきところだな」

とわかるかどうか。

これが大事になってくると思うのです。





「うちの子は

何も話してくれない」

と、ぼやく親御さんがいます。





それ、

「話してくれない」のではなく、

あなたが「聞いていない」のです。






かなり前から。





本気で聞いてくれない人に、

話すわけがありません。






「ささいなこと」か「大きなこと」か。

その判断が瞬時にできるよう、

日常生活の中で

感覚を磨いていませんと、

子どものSOSすら

見過ごすことになります。





事の大小ではありません。

話す側にとって

大きいか小さいかです。





聞いてもらえない人の気持ちを

考えてみてください。



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「完璧」ではなく「あなたでいること」

「完璧でなくてはいけない」

ということと、

「最善を目指す」

は、ちがいます。





人間は、

神を表すために

この世に存在しています。





ひとりひとりの個性を

最大限に生かすことが、

神を表すことです。





神は完璧です。

とはいえ、

神の十全を

全部ひとりで表すなんて

無理。





そもそも、

そんなこと

求められていません。





人間の数ほど

神の個性はあるのです。

あなたに宿った個性は、

あなたにしか表せないのです。






個性。

あなたであること。

それを

いかにのびのびと

表すか。





それに尽きるのです。





となりますと、

まずは、

「あなた」がいかなる人間かを

知らなくてはなりません。





それを

知らない人が多いのです。





これが自分。

と思っていて、

実はちがうということが

よくあるのです。

私もそうでした。






本当に自分を知っているかどうか。

その目安のひとつは、

どこにいても

誰といても

ほぼ同じ自分でいられるかどうか。





他人といるときの自分と

家族といるときの自分。

ほぼ同じですか。





誰かといるときの自分と

ひとりでいるときの自分は、

どうですか。



100%である必要はありませんが、

“ほぼ” 同じであれば

あなたはあなたを知っています。






かなりちがうのであれば、

あなたは

あなた自身を知りません。





もうひとつの目安は、

「これが私なんだから」

と開き直っていないかどうか。



開き直る人は

成長しようとしない人。

個性を知り、

それをのびのび表そうとすれば、


成長せずにはいられないはず。





なんともったいないこと。

せっかく

神の個性が宿っているのに。



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いじめをなくすことは大事だが

いじめはもちろん、

よくないことです。

なくすよう努力すべきです。



と同時に、

同じくらい
大事なことがあると

思うのです。



親を教育すること。

いじめられた子の


砦(とりで)となれる親を。




敢えて「教育する」と書きました。



よくいいますよね。

子育てによって親が育つ、と。



それはありますね。

しかし、

親が先に育ってくれないと

困る場合があります。



いじめられた子が

行き場をなくす。

その先に取る行動は…




根絶せねばなりません。



どんなときも

どんなことも

受け止める親。



そういう存在があれば、

子どもは生き抜きます。






私が

親から受け止められなかったので、

行き場のない子どもの気持ちが

わかります。



どれほどの思いをしているか、

目の前にいながら

わからない親が

いるのです。





はっきり書きました。

子どもを助けたいですから。



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