過去にはもどせないとしても生かすことはできる (1)
2023年3月27日
日本の生活様式は、
太平洋戦争を境に
大きく変化しました。
文明開化に次ぐ変化でしょう。
余談ですが、
文明開化ということばは
西洋が基準ですね。
日本は遅れていた
という発想です。
そう思うのも無理はないのですが、
日本に関して
西洋人が驚き、賞賛した事象は
多々あります。
遅れていたわけではなく、
別の発展を遂げていただけ。
話をもどして。
戦後の復興は、
まさに日本人なればこその
驚異的な速さでした。
批判を恐れずに書けば、
現代においての
発展途上国は、
私が子どもの頃から
ずっと、発展途上国です。
日本は、
戦後の復興、そして
さまざまな分野での
世界一になるまでに、
20年ほどしか
かかりませんでした。
また余談です。
珍しく政治的なことを。
某女性政治家がいった、
「2番じゃだめなんですか。」
という有名なせりふ。
このせりふを聞いて、
日本の伝統工芸家たちは
やる気をなくしたそうです。
「俺たちのやってきたことは
無意味だったのか。」と。
そして、その年の
某工芸展は中止になったとか。
歴史ある工芸展だそうです。
競い合うことで
互いの技術向上にまい進し、
日本の伝統工芸を
よりいっそう高めようと
精進してきた人たち。
その人たちが、
努力を無にされたような
気持ちになったといいます。
と、余談ばかりで長文に。
よって、つづきは来週。
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メンタルコンサルテーション
静かな樹
どのような考えに基いて
カウンセリングを
おこなっているのかを
書いております。
ことばで伝えるか行動で示すか
2023年3月20日
テレビ番組で、よく、
日頃伝えられない感謝を
手紙に書いて読み上げる
という演出があります。
観ながら私は思います。
「直接伝える努力をしたら?」
感謝、愛情、よろこびは、
直接
ことばで
はっきりと
伝えるようにしましょう。
照れる。
いわなくてもわかる。
というのは身勝手。
相手にどれだけ伝わっているか
そもそもわからない。
自分だって
いわれたらうれしいでしょう?
行動で示した方がいいのは、
生き方。
楽しそうに働いていれば、
子どもは親を尊敬し、
親の仕事を継ぎたい、
親と同じような職に就きたい、
と思うでしょう。
陰で徳を積む生き方を
していれば、
誰かがそれに共鳴するでしょう。
ことばと行動の
使い分けを。
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静かな樹
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おこなっているのかを
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日本に生きる私たちの春
2023年3月13日
地球上には
さまざまな気候の
地域があります。
一年の流れの感じ方は、
その土地その土地で
ちがうのでしょう。
それは、
肌感覚といえるのかも
しれません。
日本では、
春は『新しさ』ですね。
冬を耐えて迎えた春。
植物が芽を出す。
木々が若葉を輝かせる。
花が咲き誇る。
春爛漫。
私たちは、
春に新生のよろこびを感じ、
心おどらせる。
これぞ
日本人の肌感覚ですね。
今年もたっぷり感じましょう。
新生のよろこびを。
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静かな樹
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『できる』回路と『できない』回路
2023年3月6日
大きいことでも、
小さいことでも。
何かを
「やろう」「やりたい」
と思ったとき、
真っ先に浮かぶことは
なんですか。
身内の顔?
あの人はどう思うだろうか。
世間の目?
人から笑われるんじゃないか。
金銭的なこと?
そんなお金、ない。
自分の能力?
やったことないから…。
年齢?
今さら無理だ。
いずれも、
とっさに自分が探し出した
『できない』理由です。
できない理由を、
瞬時に挙げる人。
います。
驚くほどの速さで。
コンピューターのごとく。
その、
頭の中の流れを
真逆にしない限り、
この先、何ひとつ、
成し遂げることなく、
今の延長で終わるでしょう。
ということはつまり、
先細りです。
年を取れば、
今のままをつづけるのは
難しいですから。
厳しいことを書きました。
しかし事実です。
頭の中、
もっと正確にいえば
心の中。
そこに、
『できない理由を
探し出す回路』
ができている人は、
それをなくすことです。
いえ、
『できる理由を
探し出す回路』
を作ることです。
無理矢理にでも
できる理由を探す。
それを繰り返す。
すると、
新しい回路ができて、
どんどん
そちらが優先になり、
『できない理由を
探し出す回路』は
出番を失い、
そのうち動かなくなる。
こういう順序を
おすすめします。
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