顔が笑えば内臓も笑う

このブログ、
過去に何を書いたか、
ちっとも気にしないで書いております。

よって、重複することがあるかもしれません。

そのときどき、みなさんにお伝えたいことですので、
「前にも同じようなこと、読んだなあ」と思っても、
再確認の意味で読んでいただければと思います。




顔が笑えば内臓が笑うというのは、
けっこういろいろな方にお話しするのですが、
みなさん驚かれます。

私の中で当たり前になってしまっていることが
世間では当たり前でないということを、
常に念頭に置かねばと思う次第です。



さて、本題です。

愛想笑いをしながら、
心の中では「このやろう」と思っている場合を除きます。

もうひとつ、
せっかく笑ったのに、そのあと、
「どうせ私は運が悪い」という思いに戻ってしまう場合も除きます。

人は、とにかく笑ってしまえばいい、という話です。

顔が本当に笑っているとき、顔だけが笑うということはあり得ません。
顔が笑っていれば、全身の臓器が笑います。

眉間にしわを寄せがちな人は、
胃腸を悪くすることが多いです。
身近にいますでしょう、そういう人。

笑顔ひとつ見せず、
しかめっ面して、世の中の文句ばかり言って、
自分が常に被害者だと思っているような人で、
健康な人を見たことがありますか。

私はありません。

だいたいそういう人は、
あの病気かこの病気を持っています。


反対に、お福さんを思い浮かべてみてください。
あのお顔、胃腸が悪いように思えますか。
たぶん、彼女はいつもニコニコしながら、
おまんじゅうなんかにかぶりついているに違いありません。


顔が笑うと一緒に笑うのは、なにも胃腸だけではないのです。
自分のものでありながら、
日頃あまり存在を感じられない臓器たちも、
一斉に笑っています。

笑うと免疫力が上がるというのも、
その結果のひとつです。

体は、全体でひとつとして働いているのです。

西洋医学が浸透したせいで、
体を部分部分に分けて考える傾向が強くなっています。
せいぜい、消化器系、循環器系と分類するぐらいです。

考えてみてください。
胃腸に血液を送っているのは循環器で、
循環器のための栄養を取り入れているのは消化器です。
また、心臓そのものが元気でも、
血管内を流れる血液が健康でなかったら、
心臓は病気になるのです。

ところが、西洋医学では、
心臓と血液は別分野として扱われるのです。


繰り返しますが、体はひとつとして働いています。
部分部分の集まりではありません。


そういう体をどうやったら最高の状態にしておけるか。
そのために知っておくべきことはいろいろとありますが、
大事なことのひとつが、思いっきり笑うということです。

笑ったとき、顔が体の代表としてそれを表現するけれども、
その陰では全臓器が笑っているということ、
覚えておいてください。


最後に。
笑っているつもりで、あまり笑っていない人がいます。
今一度、日頃自分がどんな笑顔をしているかを
鏡の前で確かめてください。

破顔。
呵々大笑。

できますか。


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「静かな樹」は、カウンセリングとヒプノセラピーのサロンです。

どのような考え方に基いてカウンセリングを行っているのかを

書いていきたいと思います。

 

毎週月曜日 朝8時、更新予定です。乞うご期待。

平成24年9月30日 (中秋の名月)