安定はいつ来るのでしょう

誰の人生にも転換期があります。
一度や二度ではないでしょう。

もうそろそろ安定したい
と思っていたのに、
転換しなければならなくなる。
やれやれ、と思う。

そんなときは思い出してください。
人は生長するもの。
生長するために人生を歩んでいる。


転換できるということは
新しくなれるということ。

新しくなれるということは、
生長しているということ。

それがわかっていれば、
やれやれと思った次の瞬間、
「私の新芽が出た」
と喜べるはず。

安定したいという気持ちは守りの姿勢。
守りにはいったら、生長は止まります。

世界は生長しています。
ですから、止まったままの人は
後退していることになります。

後退は
人間の本来の姿ではありません。

生長。
常に新しくあること。
それが人間。

本来の姿であることに
恐れる必要はないはずです。



安定はいつ来るのでしょう。

来ません。

ただし、心は常に安らか。
揺るがない芯を持って。


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静かな樹


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私の鼻が、ここにある、ある、ある。

自分の鼻がいつも視界にはいり、
気になってしょうがない。
と悩んだ人がいたそうです。

起きている間中、
自分の鼻が目にはいる。
なんとかして
見なくて済むようにしているのに。
というわけです。


物事は、
意識すればするほど
あなたから離れなくなります。

健康に悪いとわかりつつ、
夜中にお菓子を食べるのが
やめられない人。
そういう人には、
「夜中にお菓子を食べる」
という意識があります。

夜中にお菓子を食べたことがない人は、
夜の何時になっても、
家の中にお菓子があっても、
それはただそこにあるだけです。

自分の鼻と同じように。


失敗を恐れる人。
失敗したときの羞恥心が残っているので、
何かをしようとすると
「失敗」が意識にのぼってきます。

誰だって失敗します。
それをどう捉えたかで、
次がちがってくるのです。


病気もそうです。
「恐怖」「嫌悪感」を強烈に持つと、
病気はついてまわります。


あなたの意識に
何を強烈に植えつけるか。

大人になったら
あなた自身が選択できます。

他から植えつけらたものも
変えられます。

あなたの人生ですもの。


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輝きは増していくばかり

一難去ってまた一難
といいます。

心の底でそう信じていれば
そうなります。
そして、「ああ、やっぱり」と
納得するのです。

難を難と思うか、
自分を磨く砥石と思うか。
そこが運命の分かれ道です。

一難去ってまた一難の心なら、
あとからあとからやってくる難と
ひたすら格闘する人生。

砥石と思うなら、
十分に磨いてもらって
そのことに感謝して次へ進むので、
輝きが増していくばかり。

人生の後半になって、
疲れ切った表情の人と輝いている人。
そのちがいはここにあります。


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愛と自己犠牲

人類が共通して持つ、生きる目的。

それは愛を出すこと。

愛は、自分以外の人のためになる働き。

自分にできることを、惜しみなく。
それが愛。


ただし、
惜しみなくは際限なくとはちがいます。

どこかの国で
着る服もない人が大勢いるからと、
自分の服を全部あげる。

助けが必要な人たちがいるからと、
不眠不休で活動する。

こういう行動はまちがってます。
自己犠牲でしかありません。


と、わかるはず。

ところが自分が当事者になると、
自己犠牲をつづけて
体や精神を病む人がいる。

「断れない」からですか。
「ほかの人に悪いから」ですか。


自分という人間は、
この世に何をしに登場したのか。
これは個人の目的。
あなたにはあなたの人生目的があります。

自分の人生目的がわかっていれば、
自己犠牲よりそちらを優先するはず。
自己犠牲は目的達成の妨げになるから。



自己犠牲を人生の目的にしてきた人も
まれにいます。

それは崇高な目的。
「断れない」「誰々に悪いから」とは
別ものです。


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人生の大前提

人生は、
何を前提とするかで大きく変わります。

・運命は決まっている。
・幸不幸は交互にやってくる。
・常に最悪を予想しておくべき。
・一生分の運には限りがある。

こういった前提で生きていれば、
そのとおりになります。
人生という作品は、
自分の「心」という「型」に
何を流し込むかで決まるからです。


心の型は深いです。
表面部分にだけ
いい素材を流し込んでも、
その下がイマイチな状態だったら、
でき上がる作品もイマイチです。

心の奥底までしっかりと
いい素材であるように。
そのためにはまず、
心の向きを変えましょう。
人生の前提を変えましょう。

それが、
心の奥底までいい素材で満たす第一歩。
大きな一歩。


あなたの人生はあなたの作品。
あなたが作っています。
ほかの誰でもなく。

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