人間の実体

人を尊重する、
命を大切にする
という場合、
その前提として、
「人間とは何か」
の共通認識がないと
始まらない。

人間の定義。

これを
それぞれが考えればいい
としていると、
社会の役に立たない者は
人間ではない
という考えすら
生まれかねない。

事実、
障害者は邪魔なだけ
と考えて
殺そうとした輩がいる。



人間の定義。

肉体がどうだとか、
知能だどうだとか。

そういうものを超えて
人間は存在している。

だから、
障害者も生きるべき
なのであり、
ひとりひとりのよさを
引き出す社会であるべき
なのだ。

よいところのない人間
など、ひとりもいない。

引き出し切れていない
人間がいるだけ。