他力本願の人生からの脱却
2024年9月30日
人生に起きていることは
すべて
自分から起きている。
自分に必要だから
起きている。
それが
つらいものであるならば、
どうすればいいか。
1.甘んじて受ける
2.逃げる
3.誰かになんとか
してもらう
4.自分の意識を変える
おわかりですね。
1は、あきらめ。
2はその場しのぎ。
3は他力本願。
4以外の方法では、
その後も同じパターンが
つづくだけです。
しかし、
4を目指す人は
少ないと感じます。
意識を変えるには、
“意識の方向性” を
変えるところから
始めればいい。
それだけ
なのですがね。
そうすれば、
自分の人生を
自分の手に
取り戻すことが
できるのですがね。
しょうがない?
2024年9月23日
運命を受け入れる。
といえば
聞こえはいいかも
しれません。
しかし、
そういう考えの強い人は、
小さなことでも
大きなことでも
あきらめます。
そしてどんどん、
気持ちが暗くなります。
事実を受け入れるのと
あきらめるのとは
ちがいます。
目の前で起きたことは
現象として捉えつつ、
心の奥で捉え直しましょう。
自分にとって、
これはどういう
プラスの意味が
あるのだろう。
どういう
プラスの学びなのだろう。
自分が次にすべき
プラスの行動は
何なのだろう。
「受け入れる」
「あきらめる」
には進歩がありません。
あともう一点。
人から
利用されやすくなります。
何を押しつけても、
「受け入れる」
「あきらめる」
人は便利だから。
「あきらめない」
ということばが
好きだという人にも、
視点を変えてみてほしい。
がむしゃらな努力は、
実を結ぶとは限りません。
意味と学びと。
そこから次への
明るい一歩を。
突き放さない
2024年9月16日
前回は、
「自立させる」
について書きました。
すると、
こういう考えの人が出ます。
人間は、
小さい頃から
自分で考えて
行動させるべきだ。
これは、
人生という
大海の真っただ中に
クラゲを落とすようなもの。
心の軸はなく、ぐにゃぐにゃ。
目的地はない。
見つけたとしても、
そこへたどり着くまでの
術(すべ)を持たない。
海に漂い、
必死にもがくことになる。
では、
たとえばシャケは?
太い骨が体を通っていて、
長く泳げる。
どの時期にどこへ行くべきか
知っている。
力強く泳ぎ、
目的地へ向かうシャケ。
どちらの状態で
送り出すのか。
クラゲのまま送り出す人は、
人への愛情のかけ方を
知らない人。
突き放す人。
自立させる
2024年9月9日
以前、ある習い事で
いっしょだった女性。
高校生と中学生の息子さんを
お持ちでした。
ある日、お茶を飲みながら
彼女から聞いた話。
彼女とご主人は、
「進学は、
したくなければしなくていい」
という考えだと。
そして、子どもたちに
常々いっているそうな。
「中学までは義務教育だから
出してやる。
その先は、本当に勉強したいなら
行かせてやる。
勉強しないなら働きなさい。」
おそらく彼女とご主人は
有言実行タイプ。
「何々しないと置いていく。」
などと、子どもをうそで脅さない。
そういう両親だと知っているから、
実際、上の息子さんは中3のとき、
「高校に行かせてください。」
と、床に手をついて頭を下げた。
うーん、いい。
すばらしい。
大学までは出て、と
懇願する親もいる中、
彼女とご主人の考えに、
私はいたく感心したのでした。
彼女とご主人は
子どもたちに問うています。
「やる気はあるのか」
「自分の人生について
しっかり考えているか」
自立した人に育つでしょう。
親を尊敬するでしょう。
きょうこれを書いたのは、
ほぼ反対の実話を2つ
耳にしたから。
ひとつめ。
「息子の引っ越しを
手伝うので忙しい。」
という、知人女性。
息子さんは30過ぎています。
うちの主人に聞いてみました。
「おかあさんに
引っ越し手伝ってもらったこと
ある?」
「ないよ。もちろん。」
私も、ない。
ふたつめ。
主人の知人女性の話。
20代の息子が彼女と同棲していた。
数年経ち、息子は、
なんの説明もなく実家にもどり、
部屋にこもっている。
腫れものにさわるように接する、
主人の知人女性。
「彼女にふられたんだと思うの。」
とのこと。
甘えるにもほどがある。
ここまで甘えるのは、
甘やかす人がいるからです。
自立はできません。
行き詰まったら転換期
2024年9月2日
「もう無理。」
と思う状況が
人生にはあります。
年齢に関係なく。
最善の努力をして、
万策尽きた。
と、途方に暮れるなら、
それは転換期の合図です。
努力する人はまじめな人。
一途です。
とりあえず一途を脇に置いて、
大転換してください。
努力の方向性を変える。
自分の位置を変える。
生き方を変える。
「そんなのできない。
〇〇だから。」
といいますか。
人生は挑戦の連続。
転換期での挑戦は、
柔軟性のあらわれ。
柔軟であれば
行き詰まることはありません。