「たかが」

肩こりが多い国、日本。

がんばり過ぎと
姿勢の悪さが
おもな原因でしょう。



肩こりは
肩こりだけで終わりません。

首から上の
さまざまな不調へと
つながっていきます。

なぜか。

簡単にいうと、
脳に血液を送る血管が、
肩こりでギューッと押され、
十分な血液を送れないから。



肩こりがひどい人ほど、
認識していません。
ひど過ぎて
感じなくなっているのです。

そして、
首から上に出ている症状を
なんとかしようとします。

たとえば、薬を飲む。



困ったことに、
そういう人に
肩こりを指摘しても、
一大事ととらえません。

「相当ひどい肩こりですよ。
まずはそれを
何とかした方がいいですよ」
の提案を、
受け入れる人は少ない。

「たかが」肩こりと
思っているからです。



首から上には
大切な器官が
たくさんあります。
(もちろん、
人体に大切でない器官
などありません。)

それなのに、
その器官の不調の
大元である可能性が高いと、
医者が指摘している
肩こりを、
「たかが」として
そのままにする。

不調にだけ対処しようと
薬を飲む。



何かというと薬、
というのは、
処方する医者について
いわれがちですが、
薬で済ませようとする
患者(単なる不調人)にも
その傾向はありますよね。



肩こりは
「たかが」ではありません。

そして、
服薬より前に
できることはたくさん
あります。



あなたの体。

人生を生き抜く相棒である、
魂の乗り物を大切に。