全部〇〇のせい

自分の人生がうまくいかないことを

何かのせいにしたくなる気持ち。

よくわかります。



何かのせいにすることは

けっこう簡単にできます。

だって、

マイナス要因は

そこらじゅうにあふれているんだもの。



親のせい、学校のせい、上司のせい、社会のせい。







逆を行く人もいます。

全部、自分のせい。



夫が浮気するのは自分が至らないから。

子どもが不登校なのは、

自分の愛情が足りなかったから。

職場でトラブルが起きたのは、

自分が能力不足だから。






全部誰かのせいというのも、

全部自分のせいというのも、

偏っています。



では、どう捉えればいいのでしょう。

臨機応変、難しい。



大事なのは、考え方の出発点。

自分がこの上なく尊い存在だということ。

それを知ること。

今ここに現れている姿のことではなく、

本来の自分。



自分自身の真価値が心の底からわかれば、

どの辺までが自分せいで、

どの辺からは人様が考えるべきかが、

すんなりわかります。




そうなれば、おのずと、

焦点を当てて努力すべきこと、

その方向や範囲がわかります。




全部自分で抱え込まず。

全部人に丸投げせず。


・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

静かな樹」は、
カウンセリングとヒプノセラピーのサロンです。

どのような考え方に基いて
カウンセリングを行っているのかを
書いていきたいと思います。


毎週月曜日 朝8時 更新予定です。

五感で理解できないこと

そもそも、

まったくの無から有を生み出すことのできない人間が、

五感で理解できないからといって

それを「ない」と決めてかかるのは、

おごっていると思う。



あるかもしれない。

そういう畏怖の念。

敬虔な心。


それを捨てた人は、

死ぬのが怖いことだろう。


その人にとっては

五感がすべてなのだから。

死んでしまって五感が消えれば、

自分が経験し、学び、努力してきたことが

無に帰すということになる。


こんな寂しいことはない。

こんな虚しいことはない。


行き着くところがそこ。

そこへ向かって人間は生きているのか?


そんなはずはないと信じたい。

と思い直せば、

五感がすべてという原点が

おかしいのではないかと気づくだろう。


その機会がいつ来るのか。

その機会を生かすのか、生かさないのか。

それは、その人による。



・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

「静かな樹」は、カウンセリングとヒプノセラピーのサロンです。

どのような考え方に基いてカウンセリングを行っているのかを

書いていきたいと思います。


毎週月曜日 朝8時、更新予定です。乞うご期待。


まず初めに

あなたは、

自分がしあわせになることを許可していますか。


あなたは、

自分が取るべき責任の範囲を知っていますか。




責任は、取り過ぎてもいけないし、

取らなさ過ぎてもいけない。

また、そのときの都合で

取ったり取らなかったりも、いけない。




相手と自分の間に

責任の境界線を引き、

それを常にきっちり守らなければ。

自分にとっても相手にとってもよくない。






あなたの潜在意識は、

脳とちゃんとつながっているでしょうか。

潜在意識の指令が脳に伝わり、

それがあなたのひとつひとつの行動を決めている。

100%つながっていないと、

潜在意識の指令がきちんと伝わらない。





さらにその前に、

あなたの潜在意識は、

たくさんのプラスで満たされているでしょうか。


・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

「静かな樹」は、カウンセリングとヒプノセラピーのサロンです。

どのような考え方に基いてカウンセリングを行っているのかを

書いていきたいと思います。


毎週月曜日 朝8時、更新予定です。乞うご期待。

「◯◯があるからいいじゃない」

※ 本日更新が遅れましたことをおわび申し上げます。




たとえばあなたが友だちにグチをいいました。

「うちは主人が仕事仕事といって、

私のこと、ちっともかまってくれないのよね。」

そのとき、

「いいじゃない、お金いっぱい稼いできてくれるんだから。」

と返されたらどう感じますか。



がんばったのに、第一志望の学校にはいれなかったとき、

「いいじゃない、十分いい学校にはいれたんだから。」

といわれたら、どうですか。





X が得られないとき、

「Y があるからいいじゃない」

といってなぐさめるのは、

なぐさめになりません。

気休め程度。

あるいは返って、なぐさめられた側が、

「わかってもらえなかった」 という思いを強くします。






自分自身のことに関してもそうです。

「親に気持ちを理解してもらったことがない」 人が、

「十分な教育を授けてもらったからいいじゃない」 と

いくら自分を納得させようとしても、無理です。





どうすればいいのか。





X が得られなかったことで、自分は何を学んだのか。

これを突き詰めることです。

しっかり学ぶことです。





ただし、

いつも書いていることですが、

この学びが反面教師であってはいけません。

それでは適切に学んだことになりません。





「親に気持ちを理解してもらったことがない」

     ↓

「そういう親にはなるまい」

は、学びではないのです。



そういう親を持ったプラスの学び。

それを発見しなければいけないのです。



X が得られなかったけれども
Y を得たからよしとする

ではなく、

X が得られなかったのは悪であり
それを反面教師にする

でもない。



X が得られなかったという

苦しい

辛い

悲しい

体験の中に、

プラスを見つけ出してこそ、

その体験に大いなる意味が生まれ、

その体験を晴れて卒業できるのです。




私も、そういう学び発見を繰り返しています。

そうやって、人生経験は自分の魂の肥やしになるのです。





逃げず、

ふてず、

しょうがないとあきらめず、

正しく学びつづけることです。



とても価値ある学びです。


・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

「静かな樹」は、カウンセリングとヒプノセラピーのサロンです。

どのような考え方に基いてカウンセリングを行っているのかを

書いていきたいと思います。

 

毎週月曜日 朝8時、更新予定です。乞うご期待。