五感で理解できないこと
2016年1月18日
そもそも、
まったくの無から有を生み出すことのできない人間が、
五感で理解できないからといって
それを「ない」と決めてかかるのは、
おごっていると思う。
あるかもしれない。
そういう畏怖の念。
敬虔な心。
それを捨てた人は、
死ぬのが怖いことだろう。
その人にとっては
五感がすべてなのだから。
死んでしまって五感が消えれば、
自分が経験し、学び、努力してきたことが
無に帰すということになる。
こんな寂しいことはない。
こんな虚しいことはない。
行き着くところがそこ。
そこへ向かって人間は生きているのか?
そんなはずはないと信じたい。
と思い直せば、
五感がすべてという原点が
おかしいのではないかと気づくだろう。
その機会がいつ来るのか。
その機会を生かすのか、生かさないのか。
それは、その人による。
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「静かな樹」は、カウンセリングとヒプノセラピーのサロンです。
どのような考え方に基いてカウンセリングを行っているのかを
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