プロの努力
2014年3月24日
中学生の頃から、英語の同時通訳になることが夢だった。
それしかなかった。
それに向かって進んでいた。
留学した。
英文科に進んだ。
そして、大学2年生のときだったか、
第一線で活躍中の同時通訳者の方から教えていただける授業を
嬉々として取り、
愕然とすることになる。
同時通訳の仕事は、私には向いていない。そう思った。
どうしてそう思ったか。
それについては今回は省く。
それよりも、つい最近気づいたことを。
私は同時通訳に向いていないのではなかった。
同時通訳の仕事をする上で必要な努力に対して、
興味が湧かなかったのだ。
英語力、日本語力、瞬時の判断力、表現力。
同時通訳者に求められる能力だ。
中学生から大学2年までの私は、それは理解していた。
これらを磨くだけだったら、私もがんばれたかもしれない。
しかしながら、求められることはそれだけではないと知った。
現場に臨む前に、膨大な資料を読み込み、
必要な語彙を頭に入れておく。
どんな専門分野であっても。
この、絶対欠かせない作業を、私は楽しいと思えなかったのだ。
そして、「向かない」と判断した。
プロは努力する。
その努力が楽しいと思えなかったら、
プロとして続かない。
苦しいけど楽しい。
そう思える努力だからがんばれる。
私はなんのプロだろう。
今、改めて考えているところ。
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「静かな樹」は、カウンセリングとヒプノセラピーのサロンです。
どのような考え方に基いてカウンセリングを行っているのかを
書いていきたいと思います。
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平成24年9月30日 (中秋の名月)