楽しいときうれしいときだけ笑おう
2014年12月8日
前にも書いたことがあると思います。
笑いには種類があると。
苦笑い
あざ笑い
照れ笑い
これ、全部、やめた方がいい。
こういった種類の笑いをクセにしていると、
とんでもないところで笑ってしまい、
相手を傷つけ、怒らせ、自分が誤解されることになります。
苦笑いでしか笑えない人を、私は知っています。
その人は、笑うという感情表現がしたいのです。
でも苦笑いしかできない。
そのため、苦笑いする内容の話をたくさんするし、
苦笑いせずにはいられないことに多く遭遇します。
本来なら苦笑いしなくてもいいことまで、
苦笑いする内容に変えて話します。
聞いているこちらは楽しくはありません。
同じ苦笑い仲間なら、喜んでくれるでしょうが。
「ふんっ」と小さく笑うクセを持った人がいます。
そういう人に店で応対されたことがあるのですが、
非常に不愉快でした。
客であるこちらが何か言うと、
「ふんっ」と笑ってから返答するのです。
知り合いに、いちいち「へっ」と笑う人がいて、
その人との会話は楽しくありませんでした。
ましてや、その人は相当頭のいい人なので、
なんだかこちらが小ばかにされているように感じたものです。
照れ笑い。
これはまあ、いいんじゃないの?
いえいえ。
まず、世界で通用しません。
「照れて笑う」という行為が理解されず、
不まじめな人間と取られます。
失礼だ、と相手の怒りを買います。
じゃあ、日本の中ならいいんじゃない?
いえいえ。
そもそも照れ笑いは、
相手からそれが理解されるという前提で成り立っています。
( そんなところまで考えたことない、とおっしゃるでしょうが。)
相手がその笑いを許してくれる、だからできる笑いなのです。
しかしながらもし、相手がそのとき理解しなかったらどうなるか。
相手は不愉快になるか、傷つきます。
あなたは、自分の笑いで相手を傷つけてしまうのです。
先に挙げた、
「ふんっ」や「へっ」のあざ笑いと同じ結果を招いてしまうのです。
楽しいとき、うれしいときだけ笑いましょう。
もちろん、人が苦しむ様子を見るのが楽しいとか、
ライバルが落ちていくとうれしいとか、
そういうことで笑うのはよくありませんね。
どうしてそういうことが楽しいのか、うれしいのか、
その元を考えていくべきです。
( サイキック・カウンセリングへどうぞ。)
本人は笑っているつもりで、ちっとも笑っていない人もいます。
能面のような顔。
目が笑ってない、というヤツです。
心の底から笑っていないのですね。
これも、どうしてなのか、よく考えた方がいい。
( サイキック・カウンセリングへどうぞ。)
人間に与えられた、笑うという特権行為。
笑う門には福来たるは、真理。
けれどもその笑いは、
苦笑い
あざ笑い
照れ笑い
のいずれでもありません。絶対に。
楽しいときにアッハッハー。
これに限ります。
自分は、毎日声を出して笑っているか。
その笑いはどんな種類なのか。
観察してみてください。
笑わない人の顔の筋肉は、ガチガチです。
老け顔になるのは時間の問題。
あら、大変!
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「静かな樹」は、カウンセリングとヒプノセラピーのサロンです。
どのような考え方に基いてカウンセリングを行っているのかを
書いていきたいと思います。
毎週月曜日 朝8時、更新予定です。乞うご期待。
平成24年9月30日 (中秋の名月)