どこまでが自分の責任でしょう

日本人には
責任感の強い人が多いと思います。

それは立派なこと。

けれども、
責任感からなんでも引き受けていると、
押しつぶされてしまいます。

そういうの、やめませんか。



そうです。
まずは「やめる」と決めること。

そして次に、
どこまでが自分の責任なのか
よくよく考えてみること。

責任は、
負おうと思えばいくらでも負えます。
逆にいくらでも放棄できます。



端的にいえば、
この世のすべてのことに、
私たちひとりひとりが
責任を負っています。

たとえば、
道端にゴミを捨てるのは、
地球への責任放棄。



すべてに責任を負っていると
自覚した上で、
自分はこの人生で、
どこで線引きするか決めるのです。


すべてに責任を負っているからといって、
戦場に行って戦争を止められますか。

無理。

でも、
自分が今いる場所で、
平和のエネルギーを広げることは
できますね。



貧乏な人に
自分のお金を全部あげる。

それでは責任を果たしたことには
なりません。

しかし、
貧乏な人が、
貧乏を欲する思いに気づき、手放す。
その手伝いはできるでしょう。



身近な人たちへの責任も同様です。
全部やってあげればいい
というものではありません。

がんばって自分でやることに
大きな意味がある場合、
代わってやってあげてはいけませんね。

自分でやるのをあたたかく見守る。
後押しする。
ヒントを出す。

その位置にいればいい。

それがあなたの責任だと思うなら。


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メンタルコンサルテーション
静かな樹


どのような考えに基いて
カウンセリングを
おこなっているのかを
書いております。