謝れば水に流してくれるから
2020年1月20日
やたらめったら
「すみません」という人がいる。
タイプ 1
店をやっている人で
意図的にいう人。
腰を低く見せるため。
あるいは、
「ありがとうございます」の代わり。
「ありがとうございます」
と素直にいえばいいのでは?
タイプ 2
自分のすることにことごとく自信がなく、
話すとき、
いちいち「すみません」をつける。
本気で「すまない」とは思っていない。
とりあえず謝っておけば、
自分がミスを犯したり
相手を不快にさせたりしても、
先制できる。
日本人は
「謝ったんだから、許してやれ」
という人種。
それを利用している。
「すみません」といっておけば安心。
一種の保身術。
すみませんをいわれる側は、
「いいえ、いいんですよ」
「気にしないでください」
と、毎度いわなければならない。
全部、許さなくてはならなくなる。
「謝るぐらいならちゃんとやって!」
といいたい場面でも。
「謝ったんだから、水に流そう」
というのが日本人だから。
謝るのは
自分が悪かったときだけ
のはず。
昔、待ち合わせのたびに
15分も遅れてくる友だちがいた。
こちらが外で立って待っていても、
「ごめんねぇ」と笑顔で現れる。
悪いとは思っていないのが
明らかだったし、
自分で設定した待ち合わせにまで
遅れてくるので、
ついに私はいった。
「なんで毎回遅れてくるの。
私は絶対に遅れないよう努力して、
5分前に着いているのに」
すると彼女は、ムッとしていった。
「ちゃんと謝ってるでしょう?」
とりあえず謝っている人の
本心、見たり。
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メンタルコンサルテーション
静かな樹
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