「高きひとつの目標を掲げよ」

ほとんど読書しない日々が続いています。

本棚には読もうと思って買った本、読みかけの本。
シリーズもので、途中の巻までしか読んでいないもの。
それらを横目で見つつ、数ヶ月。


心の底からの興味がないと、
読む気にならないようです、私。

どうやったら興味が湧くのか…模索します。


さて、私の人生に一本太い柱を通したのは、
谷口雅春さんという方の本です。
生涯にかなりの数の著書をお書きになり、
私はそのほんの一部を持っております。

きょうは、「新版 希望を叶える365章」より抜粋。


***** ***** *****

生活のための職業のほかに、高き一つの目標を掲げよ。
その目標に向って、自分のエネルギーをしぼって努力をそれに集中せよ。
雑然として、あらゆる物に移り気になってはならないのである。
いろいろの精神波動が八方から放送されて来ているのである。
その印象を何ら防禦 ( ぼうぎょ ) することなく受取ってしまっていては、自分の目標とする理想に他の印象が混雑して、いろいろの旧態依然たる精神に引きずられて「新しいもの」を自分の生活に加えることができなくなるのである。

読書するならば、「この人のもの」と思ったら、その人の著述を悉く ( ことごとく ) 渉猟して深く研究し、その人の精髄を完全に吸収するがよいのである。
植物の研究でも深く一種類を発芽から生長、開花結実に至るまで研究していると一切の生物に宿る神秘がわかって来るようなものである。

***** ***** *****


「深く研究」し、「完全に吸収」すること。
それが楽しくできたらいいですよね。
眉間にしわ寄せて、苦しいのを我慢しながらではなく。


私、自分の人生のモットーを、
「のびのびのんびり 明るい努力」
にしようかと、おととい思いつきました。

高き目標への道のりも、明るく楽しく進めば、
途中の景色さえ味わい深いもの。


と、今、上記の本をパラパラめくっていたら、
こんな一文が目に飛び込んできました。


***** ***** *****

生命力は、空しく浪費されるか、破壊的に使われるか、建設的に費やされるかの三つである。

***** ***** *****


あなたは今、どれを選んでいますか。
もちろん、大切な生命力を建設的に費やすことこそ、
この世に生まれた甲斐あるあることですよね。

 

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

「静かな樹」は、カウンセリングとヒプノセラピーのサロンです。

どのような考え方に基いてカウンセリングを行っているのかを

書いていきたいと思います。

 

毎週月曜日 朝8時、更新予定です。乞うご期待。

平成24年9月30日 (中秋の名月)