「宗教」ということば

今の日本では、
「宗教」ということばに
拒絶反応を示す人が
多いですね。

〇〇〇真理教の事件が
大きなきっかけ
だったと思われます。

「宗教はきらい。」
「私は宗教とは関係ない。」

そういいながら、
神社には
せっせとお参りする。
御朱印集めなどする。

絶体絶命になると
神頼みする。

結婚式を挙げるため、
にわかキリスト教信者
になる。

クリスマスには
「メリークリスマス」
といってお祝いする。

お葬式はお寺に頼む。



これらは十分、
「宗教」なのに。



「宗教がきらい」
なのではなく、
「宗教団体がきらい」
「歴史のない宗教がきらい」
なのではないですか。

これ、かなり
あいまいな線引きです。



キリストが
教えを説いたとき、
弟子たちが
ひとかたまりいました。

いわば団体ですね。

教えを説き始めたばかり
ですから、
歴史はゼロです。

それでも、
何百という人が
彼の話を聴こうと集まり、
彼について回りました。

団体ですね。

そういったことが
王からきらわれ、
キリストは磔(はりつけ)に。



現在、「宗教」として
みなさんが認めている
キリスト教の話です。

つづく。