すべては教えてくれている

きのう、新幹線に乗り、
往復で6時間かけて、
ある説明会に
参加してきました。

20名ほどの方が
各地からいらしていました。

3時間弱、話を聞いての
私の結論は、
この会とは
今後かかわることは
ないだろうというもの。


そう考えるに至った理由を
簡単に書けば、
主催者の言動に、
「はぁぁ??」
と思う点がいくつもあった
ということです。

私は「はぁぁ??」でも、
何人もの方が、
その場で次のステップを
申し込んでいらっしゃいました。

当然です。
人との相性はそれぞれ。

私はどうしても、
その会の主催者と
合わないと感じたのです。

往復6時間と
新幹線代をかけての
結論がそれ。



さらに極めつきがありました。

帰り、新幹線の駅まで、
3名の方とタクシーに
同乗しました。

後部座席に3人。
私は真ん中。

常日頃、
たとえ初めての相手でも、
いっしょの時間を
無言のまま通すのは
社会人としてどうかと
思っている私は、
右隣の女性に話しかけました。

すると、
彼女が答えたことに
左隣の男性が
大きく反応しました。

そこから、
おふたりの会話が弾みました。

私を完全無視して。

うなずいたり、
相槌を打ったり、
ちょっとことばをはさんだり
の私。

ここで
スマホなんかいじるのは、
失礼だと思うからです。

駅に着き、
タクシーを降りても
おふたりの会話は続きます。

お礼と挨拶をして
その場を離れましたが、
なんとも後味の悪いことでした。

実は、
多少の怒りを覚えました。

人を間にはさんで
会話するなんて。

話のきっかけを作った人を
蚊帳の外に置くなんて。

という怒りです。



そして今朝。

そうか!と思いました。

彼らは、
意識することなく
私に教えてくれていたのです。

「この会は
あなたには合いませんよ」と。


会の主催者と合わない。
会に縁のある方々とも合わない。

こうなればもう、
なんの未練もなく
次へ進むことができます。



未練?

ほんの少しあったのです。

その会で教えてくれる内容を
新しい仕事に
活かせるのではないかと思って。


ちなみに説明会へ行く前、
申し込みはしたものの
気が進まず、
キャンセルしようかと
長く迷っていました。

そんな中、
「これは、行けという合図ね」
と感じるできごとがありました。

だから行ったのです。

そして納得しました。

ここまでの乱高下がなければ、
あきらめなかったかもしれません。



全部を具体的に書けず、
少々わかりにくい文章に
なりました。

つまり、
出会う人、遭遇するできごと、
すべては何かを教えてくれている。

ということが
書きたかったのです。

そして、
大事なことは、
その『何か』を
しっかりつかむことです。


さあ、次へ進みましょう。

* * * * *

メンタルコンサルテーション
静かな樹

どのような考えに基いて
カウンセリングを
おこなっているのかを
書いております。

毎週月曜日 朝8時
更新予定です。

日常の中のヒント

世の中に
偶然はありません。

遭遇する事象すべての中に、
意味とヒントが隠れています。



数日前から私は、
ある素材で
ある機能を持った
手袋を買いたいと
思っていました。

ネットで探しても
出てきません。

しかたなく別素材で妥協。
週明けに注文することに
しました。



きのうの日曜日は、
4年ぶりの友だちと
銀座で昼食をともにしました。

話が弾んで長居したので、
別の店に移動しよう
ということに。

その前にセーターを買いたい、
買うものはほぼ決めてある、
という友人。

そこは誰もが知る高級店。
日頃、私は行かないので、
喜んでついて行きました。



彼女がセーターを試着する間、
近くの棚を眺めていると、
一組の手袋が目に留まりました。

色とデザインが好みです。

手に取ると、なんと、
私が求めていた素材であり、
求めていた機能を備えています。

しかも、
妥協してネットで買おうと
していたものより
はるかにお安い。

まさかのできごとでした。

ほくほく買ったのは
いうまでもありません。



そして、次にはいったカフェで
ゆっくりおしゃべりをし、解散。

帰りの電車の中で、
その日の会話を
なんとはなしに
思い返していました。

すると。

友人が放ったひと言が、
私の仕事の方向転換にとって
大きな意味を持っていることに
気づいたのです。

俄然、そちらへ進む気が
湧いてきました。



久しぶりの友人との時間。

連れていかれた店での
最善の物との出逢い。

ひと言に含まれていた、
人生を変えるかもしれない
ヒント。

やはり、偶然はありません。

すべてには意味があります。

よい意味が。



* * * * *

メンタルコンサルテーション
静かな樹

どのような考えに基いて
カウンセリングを
おこなっているのかを
書いております。

毎週月曜日 朝8時
更新予定です。

体が慣れてしまうということ

盛り上がった両肩。
触るとガチガチ。

肩凝りです。

ところがご本人は、
「肩凝りはない」と
おっしゃる。



よくあるのです、
こういうこと。

体が慣れっこに
なってしまっている
のでしょう。

肩凝りに限りません。
慣れっこになってしまう
不調はけっこうあります。



初めはあったはずです、
不調のサイン。

それをそのままにしたため
サインに対して鈍くなり、
不調が強くなっても
そうとは気づかない。



たとえば、
靴を履き続けた結果、
足の指が自由に動かなくなる。

それを
おかしいとは思わない。

(ちなみに、
足指は趾と書きますね。
あしゆびで変換してみて
ください。)

昔の日本人は、
趾でつかむようにして
一歩一歩あるいていました。

それが
全身にとっていいのは確か。



肩凝りも、
つらくなければいい
というものではありません。

頭部への血液が
十分に流れなくなります。



体は
全体で機能しているのです。

小さな不調のうちに
対処してあげてください。

人生を生きるための
大事な友ですから。



* * * * *

メンタルコンサルテーション
静かな樹

どのような考えに基いて
カウンセリングを
おこなっているのかを
書いております。

毎週月曜日 朝8時
更新予定です。