体が慣れてしまうということ

盛り上がった両肩。
触るとガチガチ。

肩凝りです。

ところがご本人は、
「肩凝りはない」と
おっしゃる。



よくあるのです、
こういうこと。

体が慣れっこに
なってしまっている
のでしょう。

肩凝りに限りません。
慣れっこになってしまう
不調はけっこうあります。



初めはあったはずです、
不調のサイン。

それをそのままにしたため
サインに対して鈍くなり、
不調が強くなっても
そうとは気づかない。



たとえば、
靴を履き続けた結果、
足の指が自由に動かなくなる。

それを
おかしいとは思わない。

(ちなみに、
足指は趾と書きますね。
あしゆびで変換してみて
ください。)

昔の日本人は、
趾でつかむようにして
一歩一歩あるいていました。

それが
全身にとっていいのは確か。



肩凝りも、
つらくなければいい
というものではありません。

頭部への血液が
十分に流れなくなります。



体は
全体で機能しているのです。

小さな不調のうちに
対処してあげてください。

人生を生きるための
大事な友ですから。



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メンタルコンサルテーション
静かな樹

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