つかむべきものはひとつ

さまざまなヒーリング、占い、風水。
そして、宗教。

これらの中で、本当に偏りのないものは、少ない。

 

ある方がたとえていて、なるほどなあと思いました。
みな、自分の窓から見えているものを正しいと言っているのだ、と。

窓。そうです、窓。
Aさんの窓から見える景色と、
Bさんの窓から見える景色がちがっていても、不思議はありません。
そして、そのどちらも正しいということだってあるのです。

正確に言えば、正しさの一部を切り取っている。
窓枠で限られたものを見ているため、
全部は見えていない可能性があるのです。

ですから、自分は正しくてあちらはまちがっている、
と主張することは、無意味。

 

大切なことは、一部だけ見てそれにとらわれないこと。

Aさんの窓からは明るい景色は見えても、太陽は見えない。
Bさんの窓から見えるのは、木の陰になった景色。

もしそんなふうだったら、太陽を求めなくては。

窓から見えようが見えまいが、太陽は燦然と輝いているのだから。

そうです。
なんとなく明るい景色でもなく、
何かの陰になった薄暗い景色でもなく。

求めるべきは太陽。
つかむべきは、太陽からのまっすぐな光。

 

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「静かな樹」は、カウンセリングとヒプノセラピーのサロンです。

どのような考え方に基いてカウンセリングを行っているのかを

書いていきたいと思います。

 

毎週月曜日 朝7時、更新予定です。乞うご期待。

平成24年9月30日 (中秋の名月)