やっぱり私は三日坊主

年が明け、1ヵ月が過ぎようとしています。

年の初めに、ひそかにあるいは大々的に

今年の目標を決めた方はいらっしゃいますか。

それは、実行に移されていますか。

 

1ヵ月近く経って何ひとつ手つかず、

あるいは、ちょっと始めてみたけどなんだか立ち消え。

そんな方は、こういう思いが浮かびませんか。

 

「やっぱり私は三日坊主だ」

 

この文の中で、一番困った言葉はどれでしょうか。

三日坊主だいうのが、この文で言わんとしている「困ったこと」ですから、

三日坊主が困った言葉でしょうか。

 

実は、「やっぱり」がそうなんです。

 

新しい年に決意を固めて動き出そうとしても、

心の奥底に、「結局やり遂げないのでは」という思いがあったら、

その通りになります。

そして、「やっぱり」と言うのです。

 

三日坊主が悪いのではないのです。

「やっぱり」という結論に至る、心の奥に問題があるのです。

 

心の奥とは、潜在意識のことです。

 

ご自分の潜在意識から不必要な罪の意識や被害者意識を取り除き、

すんなりとプラスの方向へ行く準備から始めませんか。

その準備が整えば、表在意識の決意や希望の実現に、

潜在意識は大きく協力してくれるのです。

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「静かな樹」は、カウンセリングとヒプノセラピーのサロンです。

どのような考え方に基いてカウンセリングを行っているのかを書いていきたいと思います。

 

毎週月曜日 朝7時、更新予定です。乞うご期待。

平成24年9月30日 (中秋の名月)

 

心に響くことだけをする

ある方が書いていらして、いい表現だなあと思ったので、

きょうの題名にいたしました。

その方は、

「心に響くことしかしない」

と、否定形を交えて書いていらしたのですが、

なるべく否定形や否定の言葉は使わない方がいいと思うので、

「心に響くことだけをする」

といたします。

 

打算で動くと、動いている自分がそのうち疲れてきます。

義務感で動いていても同様です。

 

何が自分の心に響くか気づくためには、

心をできるだけ透明にしておく必要があります。

先に挙げた打算などは、透明からは程遠いというのはおわかりになりますね。

 

打算を重ねていますと、

どんどん心の透明度がなくなっていきますから、

ついには、いったい自分はなんのために動いているのやら、

ということになってしまいます。

 

心に響くことだけをするといって、

すべきことを放棄してはなりませんね。

幼児の親が、心に響くからとボランティア活動にいそしみ、

幼児の世話をしなかったとしたら、本末転倒です。

 

心に響くことをするとは、気の向くままに行動することではないのです。

自分の立ち位置を知り、全方向を見渡したときに見えるもの。

とでも申しましょうか。

 

人生は向上の道だから、

心に響くことはつまり、自分の向上につながることであるはずです。

と同時に、他人への貢献につながる。

それが本来の人と人との関わり合い。

 

そして、決して自分も他人も傷つけることのないもの。

心が透明に近ければ、そうなるのが自然。

 

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平成24年9月30日 (中秋の名月)

 

魂を込める

ある方の言葉が心に残っています。

「たとえ1円でも、もらったらプロだ」

 

時給が安い。待遇が悪い。

ほんの片手間仕事。腰掛け仕事。

割り切ってお金もらうだけ。

たとえ適当にやっても、もらうお金は同じ。

 

このような思いから、自分の仕事を見下しているとしたら、

それは、自分を安売りしていることと同じです。

自分という人間を切り売りしているということ。

 

1円でももらったらプロだという心構えでいたら、

その仕事に魂込めずにはいられないはず。

一瞬一瞬が、真剣。

 

もし、今の仕事が本当にやりたいものではないとしても、

そこに自分がいるからには、

プロ根性見せよう。

 

本気でそうしていれば、

必ずや次のステップが現れる。

 

ある技術を身につけようと、

師匠の門をたたいたら、

ひたすら掃除ばかりさせられることになった。

日本ではよく聞く話です。

学びたい技術とはおおよそ関係があるとは思えない、

掃除から始めるとはどういう意味を持つのか。

日本で育った大人なら、わかるはず。

 

「たかが掃除」と侮るのと、

「こんな仕事」と軽んじるのとは、

同じ。

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平成24年9月30日 (中秋の名月)

 

悲劇のヒロインになりたいですか

悲劇のヒロインになっていませんか。

不幸、災難、苦しみを身にまとってはいませんか。

「自分は誰よりも不幸だ」と感じていませんか。

 

悲劇のヒロインを演じることを選ぶと、

その配役がまわってきます。

「私、その役にぴったりなんです」

と宇宙に宣言しているのだから。

 

自分は運命に翻弄されていると感じるなら、

それは、“ 運命に翻弄される悲劇のヒロイン ” 役を希望した結果です。

 

各々が各々の人生劇場の主人公。

どういう役で登場するかを決めるのは自分です。

 

今、どんな役を演じていようとも、

「次、私はこういう役をやります」

と宣言したならば、

程なくそういう役が来ます。

 

ポイントは、「やりたい」ではなく、「やります」であること。

また、

「できるかどうかわかりませんが、一所懸命させていただきます」

なんて言わないこと。

できるかどうかわからないといっている俳優に、

役を任せる人がいるでしょうか。否。

 

とにかく、やるって決めることです。

 

そもそも、

「できるかどうかわからない」は、

他人に言っているのではなく、自分に言っているのです。

自分の可能性を限るのは自分。

広げるのも自分。

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