想像の先

幼い頃から、家の中が
いろいろな意味でひどかったため、
私の想像力は大きく発達しました。

寝転んで、天井をキャンバスにし、
あれこれ思い描いていたのです。

ちなみに、
同じ環境で育った妹ふたりは、
私ほど想像力たくましい人間
ではありません。

げにも、人は環境だけに
左右されるのではありません。
環境のせいにしても無駄です。



話を戻して。

最近ふと気づいたことがあります。
私は今でもいろいろな想像を
日常的にしている、と。

しかもそれらは、他人に話したら、
「そんなことあり得ない」
とあきれられる内容だと。

たとえば?

書けません。



振り返ってみますと、
厳密に想像したとおりに
なったことはありません。

ただ、私の想像は常識を超えているので、
想像した場にたどり着こうとして
行動に移したことが、
別の結果をもたらす。

そういう経験は多々ありました。

お陰で私の人生は豊かになりました。



想像は創造です。

すべての人間は、本来、
善を創造する存在です。