頑固は心の不自由


歳を重ねるうちに、
頑固になっていく人がいます。

もともと自分の考えを押し通す傾向のある人が、
そうなるわけですが。



歳を取ると体が固くなっていきますが、
あれは、心が固くなっていくのと連動しています。



柔軟な心が柔軟な体を保つのです。

そんな、まさか、と思いますか。



柔軟な体とは、
関節や筋肉のことだけをいうのではありません。

血液の流れ、
内臓の動き、
すべてを含むのです。





正しいことを押し通す。

正確にいえば、
「自分が正しいと思うこと」を押し通す。

この頑固さは突っ張る心ですから、
体も突っ張るのです。




ごく最近、

長年付き合ってきた人、何人かと、
静かにお別れをしました。

ずっと通っていたところに、
行かないことにしました。

何十年間も購入してきた消耗品を、
別のものに代えました。

「自分が正しいと思うこと」を決して曲げず、
こちらの意見を一切聞き入れない。

そういう生き方の人とは、
どうにも相容れません。

そういう人が扱っている製品も、
合わなくなってきたのです。



おもしろいものだ、と自分で思いました。



そして、
頑固ばあさんにはなるまい、
柔らかばあさんになろう、
と決心したのでした。



人生を自由に生きたいならば、
柔軟であるべきです。

死ぬまで。


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「静かな樹」は、カウンセリングとヒプノセラピーのサロンです。

どのような考え方に基いてカウンセリングを行っているのかを

書いていきたいと思います。

 

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