可能性の扱い方

可能性は、広げることも縮めることもできます。


今の私が、オリンピックの陸上競技選手になる可能性は、


ありません。

「そんなの、無理」

なりたかったわけではないので、いいのですが。


「なりたい」「やってみたい」のに、
「やったことがない」というだけであきらめる人の、
なんと多いことか。

どこかでよく聞く、「前例がありませんから」ということでしょうか。

自分の人生経験の中に前例がないからといって、
やってみたいことをあきらめるとき、
「そんなの、無理」と言う。

無理なんかじゃない。
やってみたことがないだけだ。



前例がないという言い訳を聞くとき、
私は心の中で反論する。
「前例の最初には、前例がなかったのですよね」

前例は、作るものだ。



自分が「そんなの、無理」と言いそうになるとき、
それがどこに根拠を置いているのか、考えてみてください。

・原美紀がオリンピック選手になるぐらいの不可能さからか

・自分の人生の中に前例がないからか


原美紀がオリンピック選手になるのは不可能ですが、
100%の文系人間だったのに医者になることはできました。

前例を作ったのです。

なりたかったから。

私の、高校時代の成績表をお見せしたいぐらいです。
理系科目の評価を見て、みなさん驚くでしょう。
「これで医者になろうとしたのか?!」と。


無理と言うまえに立ち止まってみましょう。
本当に無理なのか、と。


無理と言って現状維持にしておいた方が、安全だと感じますか。

それ、実は幻想ですよ。

 

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「静かな樹」は、カウンセリングとヒプノセラピーのサロンです。

どのような考え方に基いてカウンセリングを行っているのかを

書いていきたいと思います。

 

毎週月曜日 朝8時、更新予定です。乞うご期待。

平成24年9月30日 (中秋の名月)