可能性の扱い方
2014年2月3日
可能性は、広げることも縮めることもできます。
今の私が、オリンピックの陸上競技選手になる可能性は、
ありません。
「そんなの、無理」
なりたかったわけではないので、いいのですが。
「なりたい」「やってみたい」のに、
「やったことがない」というだけであきらめる人の、
なんと多いことか。
どこかでよく聞く、「前例がありませんから」ということでしょうか。
自分の人生経験の中に前例がないからといって、
やってみたいことをあきらめるとき、
「そんなの、無理」と言う。
無理なんかじゃない。
やってみたことがないだけだ。
前例がないという言い訳を聞くとき、
私は心の中で反論する。
「前例の最初には、前例がなかったのですよね」
前例は、作るものだ。
自分が「そんなの、無理」と言いそうになるとき、
それがどこに根拠を置いているのか、考えてみてください。
・原美紀がオリンピック選手になるぐらいの不可能さからか
・自分の人生の中に前例がないからか
原美紀がオリンピック選手になるのは不可能ですが、
100%の文系人間だったのに医者になることはできました。
前例を作ったのです。
なりたかったから。
私の、高校時代の成績表をお見せしたいぐらいです。
理系科目の評価を見て、みなさん驚くでしょう。
「これで医者になろうとしたのか?!」と。
無理と言うまえに立ち止まってみましょう。
本当に無理なのか、と。
無理と言って現状維持にしておいた方が、安全だと感じますか。
それ、実は幻想ですよ。
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「静かな樹」は、カウンセリングとヒプノセラピーのサロンです。
どのような考え方に基いてカウンセリングを行っているのかを
書いていきたいと思います。
毎週月曜日 朝8時、更新予定です。乞うご期待。
平成24年9月30日 (中秋の名月)