仲間はずれは針のむしろ

ここ2年間で、かなりの数のセミナーに出ています。
数えてみたら、30近くにのぼっていました。

2日や3日にわたるもの、半日のもの。
さまざまあり、たくさん学びましたが、
その中で強く感じたことがあります。

疎外感がいかにつらいかということ。

たとえば、
その講師が大好きという人たちが集まっている小さなセミナー。
10人から20人ぐらいの規模。
こういうところに初めての私が行くと、
それはそれは露骨に疎外されます。

始まるまでに、お互いが、「あー、久しぶりぃ」なんて言い合っていて、
私に話しかける人は誰もいない。
そして、講師までもが、「あら、○○さん、元気だった?」と
自分の信奉者に笑顔を向ける。
が、私には見向きもしない。
私はその場に存在しないかのよう。

私から隣りの席の人に挨拶して、
変な顔をされたことも、何度か。
よって、最近は、ただ黙って座っています。

これ、針のむしろです。

セミナーの場合、
ほんの短い間座っていればいいので、
針のむしろにもなんとか耐えることができますが、
これが、学校でいじめにあっていたり、
職場で窓際扱い ( 最近使いませんね、この表現。) されたりしていたらどうでしょう。


いじめにあっているということを
勇気を出してほのめかした子供に、
「あと1年なんだから、がんばって通いなさい」
などと簡単に言う親がいます。

やめてください。

針のむしろは、座っている間中、痛いのです。
一分一秒が、どれだけ長く感じることか。

楽しい時間はあっという間に過ぎるけれども、
つらい時間は長く感じる。
誰でも経験のあることです。

それを想像すれば、
いじめにあっている子にとって、一年は、
果てしなく長い時間です。

もっと本気出して向き合ってあげてください。

そもそも、「がんばって通いなさい」などとあっさり片づけてしまう親。
そういう親だから、子供は自分を十分に出せない人間になってしまい、
自分に自信がなく、
結果、いじめられる対象となっている。
そういうことも、大いに考えられるのです。
( 注: いじめられる原因がそれだけとは申しません。)


包容力のない人間が親になると、
子供は本当に大変です。

配慮の足りない講師がセミナーやっていると、
取り巻き以外は増えません。

幸い、包容力も配慮も、
ちゃんと培っていけるものなので、
それらが必要な立場にいる方は、どうぞ、
適切な努力をしてください。



あなたの大切な人を、針のむしろに座らせないでください。



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「静かな樹」は、カウンセリングとヒプノセラピーのサロンです。

どのような考え方に基いてカウンセリングを行っているのかを

書いていきたいと思います。

 

毎週月曜日 朝8時、更新予定です。乞うご期待。

平成24年9月30日 (中秋の名月)


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