「宗教」と政治・文化

前回のつづきです。


日本人は、
宗教を毛嫌いしつつ、
たとえばアメリカの、
政治に宗教色が
濃く出ていることには
何もいわない。

また、アメリカ文化は
好きだという。

アメリカ文化には、
キリスト教が
たっぷり含まれています。

わかりやすいのは
クリスマス。

アメリカ人でも
非キリスト教信者は、
「メリー クリスマス」
とは絶対にいいません。

そう書いたカードも
送りません。

たとえ相手が
キリスト教信者でも。

自分は別宗教の信者
なのですから当然です。



日本人は、
神社への参拝と宗教は
別ものだと思っているので、
他国の、
宗教と政治・文化の関係を
自分たち基準にします。
まあ、いいじゃないか、と。

ほんとはよくないですよね。
宗教への厳格な考え方を持つ
他国の人々からしたら。



ただ、
「宗教への厳格な考え方」が、
国の中での紛争や
国同士の戦争の
大きな一因になっていることは
事実です。

つづく。