劣等感は克服しないで

劣等感は、

人生を前向きに歩もうとする足を

引っ張ります。




劣等感ゼロの人は、

この世に存在しないといっていいでしょう。

劣等感と取っ組み合っている人もいれば、

バネにして上がろうとする人もいれば、

なんとか隠そうとする人もいれば。





劣等感、克服したいですか。




劣等感は克服するものではありません。


なるべく気にしないようにするものでも、

誰々よりはマシ、と小さな優越感で

自分を納得させれば済むものでもありません。




劣等感は、


いつの間にか脇に置かれているもの

です。






取っ組み合う。

バネにする。

隠す。

誰かよりマシと思おうとする。

全部、劣等感に支配されています。


支配されることを自分に許しておいて、

あがいているのです。

底なし沼に自分から飛び込んで、

あがくようなもの。




あがいても無駄です。






そもそも、

劣等感の強い人は、

しょっちゅう「反省」する人か、

自分の長所を10個あげられないけど、

欠点はすぐに10個あげられる人。




つまり、

心の向きがマイナスに傾いているのです。




心の向きを180度転換させてしまえば、

反省は不要。

長所は10でも20でもあげられる。





そして、

劣等感に価値を感じなくなるのです。

劣等感にマイナスの価値を認め、

後生大事にしていた自分に

気づくのです。




劣等感にマイナスの価値を認めるのは、

心がマイナスに傾いているから。

プラスに転じれば、

劣等感を大事にしていた過去が、

自分でも不思議に思えるようになるでしょう。



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「静かな樹」は、
カウンセリングとヒプノセラピーのサロンです。

どのような考え方に基いて
カウンセリングを行っているのかを
書いていきたいと思います。


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