人はなぜ健康でいたいのか
2015年8月31日
「まあ、病気のひとつぐらい、
持っていてもいいさ」
「無病息災ではなく、一病息災だ。
その方が、常に体を気づかっていられる」
という人がいます。
さて、その人は、
本当に病気でいたいのでしょうか。
否。
そういうことをいう人も、
本心では、健康でいたいのです。
病気なんかしたくないのです。
ただ、完璧な健康でいることが難しいと
感じているために、
上に書いたようなことをいって、
自分を納得させようとしているのです。
そもそも人はなぜ、
健康でいたいのでしょうか。
病気を治したいのでしょうか。
それは、
人間は本来健康だからです。
それに尽きます。
ただし、「人間本来健康」 というのは、
「その人間が、この世に生まれたときは健康だった」
という意味ではありません。
三次元のこの世界に登場するとき、
健康体でない人もいますよね。
「人間本来健康」 の 「本来」 は、
三次元世界に登場するしないにかかわらず、
その人の本体であるもの、
それが健康だということです。
人が健康でありたいと願うのは、
「本来の姿」 に戻りたいからです。
もっと正確に申しますと、
「本来の姿」 にできるだけ忠実な姿を
この三次元世界に現したいからです。
現して、それを喜び、それを楽しみたいのです。
人間は、「自分は本来は健康だ」 と
どこかで知っているので、
健康を現したい、現したいという欲求が起きるのです。
その 「どこか」 を、潜在意識と呼びます。
では、生まれつき健康体でなく、
何らかの障害を持つ人はどうなのか。
人がそういう体で生まれてくることには
大きな意味があります。
それについては、
いつか機会がありましたら
書きたいと思います。
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「静かな樹」は、カウンセリングとヒプノセラピーのサロンです。
どのような考え方に基いてカウンセリングを行っているのかを
書いていきたいと思います。
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