水は包む

お風呂にはいっているとき
しみじみ思いました。


水って、すごい。


湯を張った浴槽にはいると、
湯が体を包む。


水を入れたコップに
食紅をたらして混ぜれば、
コップの中の色は均一になる。




水の分子がどうのこうのは
学校で習いましたね。


ではなぜ、
水はこういう性質を
持っているのでしょうか。


科学は、
理屈は解明できても、
その理由はわからない
ということがよくあります。




水は、
人が生きるために
なくてはならないもの。


その水は、包む。




そういえば、
空気は私たちを包んでいます。




私たちは包まれている。


生きるために必要なものに。


用意されているのですね、
必要なものは。


水や空気だけではないはず。


さまざまなものが用意され、
私たちを包んでいる。


気づかないだけ。


当たり前と思っているだけ。



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ついてまわる “基準” その2

前回は、
親の年齢、
年齢より若く見えるかどうか。


そういったことが、
アメリカでは
話題に上らなかったという話でした。


そういえば、
「年だから」ということばも
聞いたことがありませんでした。


70代80代にならないと
しないのです、年の話。


ただ、
人々の間に漂う
確固たる基準を感じました。


それは、
「活動的であるかどうか」です。


静かに本を読むのが好きな人や
専業主婦として家にいる人は、
あまり評価されていないと感じました。


外に向けてどんな活動をしているか
が重要なのです。




何がいいたいかといますと。


日本でのように、
いちいち年齢を基準にするのも、


アメリカでのように、
外に向けての活動量で
はかられるのも、


めんどくさい!


ということです。



今年の年賀状に、
「美紀さんは、
まだ仕事しているのですか」
という文言がありました。
中学校時代の担任の先生からです。


「まだ」ってどういう意味だろう、
と不思議だったのですが、
思い当たりました。


私の年齢が基準なのです。


アメリカでお世話になった方から、
12月にカードが届きました。
「ミキは、チアリーダーをやっていて
活動的でしたね」
とありました。


やっていたのは事実なんだけど、
私らしさはそこにはない。




さて、一番いいたいことは。


人があなたを何ではかるかは
放っておきましょう。


外の基準に抵抗する必要もありません。


あなたがあなたを生きればいい。


自分の基準で生きて、
その最高を目指せばいい。


世間の基準には、
馬耳東風でいきましょう。



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ついてまわる “基準”

数十年前、
留学生として
アメリカの高校に1年いました。

その間はなんとも思わなかったのが、

帰国後だいぶ経ってから、
そういえばそうだ!
と気づいたことがあります。



あちらでは一切話題にのぼらなかった
ことがある、と。

1.血液型
2.大人たちの年齢
3.親の出身校

1は置いておくとして、2と3が、
日本人が持つ “基準” を
浮き彫りにしました。私の中で。



アメリカでは、
「あなたのお母さん、何歳?
・・・へぇぇ、若く見えるね。」
といった会話はゼロでした。

基準は年齢にはないのです。

その人がその人らしく
生きているかどうか。

ですから、

「ミセス○○は活動的」

「ミスター△△は
□□□の研究に取り組んでいるそうだ」

という言い方になるわけです。

(そもそも、
ナニナニちゃんのお母さん
という表現がない。)


つづく。


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完全さのよろこびに満ちているあなたを思い出せ

本物のあなたは、
次元の外に存在する。


三次元で生きるあなたは、
そのことを忘れている。


本物のあなた。


本物は完全。


本物は一点。


本物は静。



完全さはあまりにすばらしい。


そこで、
それを表現したいという意識が芽生えた。


一点のままでなく。


展開したい。


曼荼羅のように。


花が咲くように。


完全さをよろこんで。




さあ、動のはじまりだ。




三次元というキャンバスに
自分で描いた肉体。


肉体を使って動く人生。


それはあながが描いている
完全さの曼荼羅。


本物のあなたが表現している最中。


それが人生。




完全なものはすでにある。


ただ、表現が稚拙だと
完全さは十分に描けない。


何度何度も描いて、うまくなっていく。


それが生まれ変わり。


だんだんと
あなたは完全さをあらわしていく。


その過程を楽しみながら。




失敗はない。


あるのは学びだけ。


完全な自分を
三次元に表現するための学び。




ひとつ気をつけてほしいことがある。


生まれ変われるなら、
今の人生をキャンセルして
一からやり直せばいい。


そう考えることがあるかもしれない。


途中まで描いた絵を自分で切り裂いて、
新しいキャンバスがほしいのだろう。


だが、それはかなわない。


この人生で自分が用意したキャンバス。


そこに描き切らなければいけない。


責任を持って。


その責任を放棄したら?


次のキャンバスは
簡単には用意できない。




描き切ろう。


なんとしてでも。


楽しもう。


人生のすべてを。


本物のあなたは完全。

だから練習の途中とはいえ、
苦しみだけで終わるわけがない。



完全さのよろこびに満ちている
本物のあなたを思い出せ。


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