あなたの口ぐせはなんですか

その人がどんな言葉を発するかで人生は決まります。

大げさなとお思いでしょうか。

事実です。


言葉は思いの集大成です。
何気なく言っていることこそが、その人の思いの発露なのです。


人生は、その人が心の底で思っているとおりに動きます。
ということは、日頃どんな言葉を使っているかを見れば、
その人の人生の方向も見えるのです。


何気なく口から出る言葉の代表、口ぐせ。
本人が認識しているもの。人から指摘されるまで気づかないもの。


聞く人を不快にさせる口ぐせでも、
それが悪いものだとは思っていない人もいます。
だから、指摘されても直す気がないということも。
あるいは、直そうとしてもつい出てしまう。


悪い口ぐせだと思わないのも、直そうとして直せないのも、
根底にある思いがちっとも変わっていないから。




口ぐせは、本当にささいなものであることが多いと思います。


知り合いの若い女性。
相手の話に驚いたとき、「うそ!」と言うのが口ぐせでした。
私は言いました。
「うそ!」は、相手の言ったことを否定する言葉。
「ほんと?」と言い換えた方がいい、と。
その女性は素直に聞き入れてくれました。



相手の話が聞き取れなかったとき、
「え?」と強く聞き返す人がいます。


特に女性に申します。
これを彼やだんなさんにするのはよくありません。
「はい?」と、やさしく聞き返しましょう。


相手の耳に響く音が違うのです。
「え?」はつんざく音。
「はい?」は柔らかい音。
( 「はい?」の「い」を強く言ってしまっては、
「え?」と同様のつんざく音になりますが。)



こういう人もいます。
相手が話したことに納得がいかなかった場合、
必ず即座に、「どうして?」と聞く。
そして、相手がそれに対して答えてもまだ納得がいかないとき、
さらに質問する。


「どうして?」と聞くのは理屈を求める行為です。
常に「どうして」を連発され、
理屈を求められる気持ちを考えてみてください。
なんとなく話しているのにしっかりとした理屈を言えと言われる。
そこでなんとか考えて答えても、またさらにたたみかけて聞かれる。


追い詰められたように感じます。


このやりとりも、親しい男女間で多く見られるものです。
あとは、親子間。


「どうして」を発している側は、
納得がいかないということをその言葉に込めているだけかもしれない。
でも、言われた側は、「理屈を言え」と言われていると感じる。
そりゃそうです、「どうして」はそういう意味合いの言葉だから。

「どうしてあなたはいつも◯◯なの?」と、
彼や、だんなさんや、お子さんに言ってはいませんか。
その結果、彼やだんなさんやお子さんをキレさせてはいませんか。


追いつめられたら、たいていの男はキレます。
口達者な女にそれ以外で勝てる方法はないのです。


男性が女性に対してよく発する口ぐせもありますね。
ここでは割愛しますが。

自分を卑下する口ぐせもあります。
そうやって自分をおとしめて安心するのは
いったいどんな心の現れなのか、考えてみたことはありますか。

 

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「静かな樹」は、カウンセリングとヒプノセラピーのサロンです。

どのような考え方に基いてカウンセリングを行っているのかを

書いていきたいと思います。

 

毎週月曜日 朝7時、更新予定です。乞うご期待。

平成24年9月30日 (中秋の名月)

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