過去に生きる人

ひと頃、
プリクラがはやりましたね。
1冊にまとめて持ち歩く。

そういう女子高生への
街頭インタビューで、
なぜプリクラを撮るのか尋ねたら、
「思い出づくり」
と答えていました。

驚きました。
今から過去を作っているんだ、と。




うちの母は、
生い立ちがとても恵まれた人。
その頃を懐かしみ、
いつも私たちに語っていました。

父と結婚してからは
不満だらけでした。

また、
その場その場を
おろそかにするので、
あとになって、
「ああすればよかった。
こうすればよかった」

と、必ずいうのです。

これを延々と繰り返していました。



私から見れば、
母は過去に生きていました。

そして、
今を十分生きることなく、
それがどんどん
過去になっていくのでした。

結婚前の過去を懐かしみ、
結婚後の過去を悔いる。
そういう生き方でした。



ここまでひどくなくても、
「今」よりも「過去」を
大事にしている人、

いますよね。

過去の栄光。
過去の失敗。

それらに縛られることが
どんなにもったいないことか、
おわかりですよね。


過去に縛られたとき、
人は今と未来も縛っています。

もったいない。


ちなみに、
母には何度もいったのですが、
聞く耳を持ちませんでした。

それは、母の、自由。



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メンタルコンサルテーション
静かな樹


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