前例は作るもの

前例がないという理由で
何かを試さない、取り入れない。

そういう姿勢は一見、
失敗がない。

一見と書いたのは、
近い将来に限った話だから。

試さない取り入れないまま
月日が経ち、
気づいたら
周りから遅れを取っている。
つまり失敗だったとわかる。
ということもある。



試したら失敗するかもしれない。
笑われる。
責任を取らされる。
それが怖い。
だから「前例がない」で済ませておこう。

誰かが試して、
うまくいったらやればいい。
そうすれば、
大きな遅れを取ることもないだろう。

こういった姿勢。
安心と感じる。

だが、これでは自分が広がらない。
同じ大きさのまま。

同じ大きさのままの自分で
年齢だけ重ねるのは、
人生の損失。

失敗すら糧として
自分のものにできる人は、
広がる、広がる、広がる。

それが人間の幅となり、
豊かさとなる。


・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

メンタルコンサルテーション
静かな樹


どのような考えに基いて
カウンセリングを
おこなっているのかを
書いております。