悪に抵抗して、悪が消えたことがあるでしょうか。

2020年5月11日

天然痘。
WHOが撲滅宣言を出しています。

それでも天然痘ウィルスは、
いくつかの国で保管されています。
万が一のために。

万が一がある。
つまり、
悪が消えることはないと
人間は信じているのです。



誰かが犯罪を犯し、服役したとします。
前科一犯として社会復帰します。

たいていの人はその人のことを
再び犯罪を犯すだろうという目で見ます。

悪は消えることはないと
信じているから。



大勢の人間が
「悪は消えない」と信じている限り、
悪はなくなりません。


大勢の人間が信じると、
それは強い強い力になります。
その力が悪を出現させているのです。


「悪がある」
「悪はなくならない」
「自分は悪に
やられてしまうかもしれない」
こう信じている人は本当に多い。

だから、定期的に
強烈な悪が出現する。



悪を消したいなら、
心の中から追放することです。

追放とは、
つかんで捨てることではありません。
つかんだ時点で、
あると認めたことになります。

「そもそも存在しない」
と理解することです。



ずっと信じてきたことからの
大転換なので、
難しいと感じるかもしれませんが。



赤ん坊がおもちゃに夢中になり、
かなり長い時間、それをいじっている。

と、次の瞬間、
その子の興味は
まったく別のものに移る。
そしてそれに夢中になる。

もうその子の中に、
前のおもちゃはありません。

これと同じことをすればいいのです。

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メンタルコンサルテーション
静かな樹

どのような考えに基いて
カウンセリングを
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書いております。