希望と欲望

辞書によると、希望とは、
「あることの実現をのぞみ願うこと」。

欲望とは、
「不足を感じて
これを満たそうと強く望むこと」。

ふむふむ。



欲ということば。

生々しくてがっついた感じがしますね。

もちろん、欲は必要。
それがあるから
人間は肉体を維持できるのです。
食欲のように。



欲望も、
決して悪いわけでじゃない。

けれども、
そもそも不足が前提ですから、
欲を前面に出して生きていると、
常に不足との戦いになります。

あれがない、これがない。
だから欲しい。



三次元の世界では、
不足を感じることが多いもの。

ただ、視点を大きく転じ、
人間の大元を観れば、
そこに不足は、ない。
完全なのです。

希望とは、
人間の大元にある完全な世界に
すでに在る(ある)ものを
「実現したい」
「体験したい」
という思いです。



希望は常に明るい。

「私はあの人に死んでほしい
という希望を持っている」
などという表現は変ですよね。



人間は、
心の奥底に持つ「光」を
この三次元で形にし、
楽しみたいと思っています。

心の奥底にすでにあるのですから、
あきらめるなどという選択肢は
不要です。


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