外は有限 中は無限

肉体は有限。
物質も有限。

だとすると、すべてははかない。
消えてなくなるものばかり。

そういう中で
必死に生きる意味はあるのか。

人に迷惑をかけて生きている人は、
さっさと死んだ方がいいのではないか。

という考え方になっても
不思議はありません。


ところが世間には、
「どんな人も殺してはいけない」
と考える人が一定数います。

その思いはどこからくるのか。

生きる権利は誰にでもある。
では、誰がその権利を認めたのか。

権利は、
社会の中で人々が互いに与えるもの。
つまり、与えると決めただけ。
理由はない。



この世には、
理由が答えられないものが
たくさんあります。

それでも人々はそれを尊重します。

数学が定理だと決めてしまって
堂々としていること。

医学がいつまで経っても
病気をなくせないこと。

誰も非難しない。

希望を持って生きている。



外は有限。
けれども中は無限。
それを人は直感で知っているのです。
どこかでわかっているのです。

直感に理屈はない。

理屈は有限の世界でのみ通用するもの。
たとえば、数学も医学も、
有限の世界の学問です。


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メンタルコンサルテーション
静かな樹


どのような考えに基いて
カウンセリングを
おこなっているのかを
書いております。