檻(おり)はすでに無いのに

誰もが考える。
「どう生きようか。」

考えるのは同じだが、
その内容には
大きく分けて2種類ある。

ひとつは、
どうやって食べていこうか。
どうやって生きながらえていこうか。

もうひとつは、
どういう人間になろうか。


ひとつ目を
必死になって考えなければいけない
時期にいる人もいる。
そいういう地域に住む人もいる。

これも実は、大切な人生経験。


そういう時期は終わった人、
そういう地域に住んでいない人は、
「どういう人間になりたいか」
に焦点を当てるべき。

人は、
食べるために生きるのではないから。


食べるために生きる時期は
とっくに終わっているのに、
それを認めない人がいる。

認めなければ抜け出せない。

すでに自由なのに、
いつまで経っても同じ位置。
檻(おり)の中。

「大変、大変。」
と言い暮らして、
檻から出ない人がいる。

出るのが怖いのか。
自由に伴う責任を果たしたくないのか。
「大変ですね」と同情してほしいのか。

そういう人生で十分な人など
ひとりもいないのに。


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メンタルコンサルテーション
静かな樹


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