力を抜こう!

今までの人生を振り返るに、

ほどよく力が抜けていた時期と

やたらに力がはいっていた時期があります。



そして、当然ですが、

ほどよく抜けていた時期は

いろんなことが順調でした。




順調だから力を抜くことができる?

いや、逆でしょう。

力を抜くから順調にいくのです。





おなかの底から笑っているとき、

体に力のはいっている人はいません。

力を入れたままでは笑えません。

引きつってしまいます。




笑いが健康にいいのは常識ですが、

そのとき力が抜けることも

健康によい影響を及ぼしていますよね。




力を抜くときは抜いてください。

ただし、

「抜こう」と力まないでください。

抜けませんから。



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「静かな樹」は、
カウンセリングとヒプノセラピーのサロンです。

どのような考え方に基いて
カウンセリングを行っているのかを
書いていきたいと思います。


毎週月曜日 朝8時 更新予定です。


自分を飾ってなんになる?

外見的なことではありません。


虚勢を張ってみても、

疲れるだけじゃないですか?

ということです。





ところが、

疲れない人もいるんですね。

うその自分でずっといられる人が。





虚飾したままを長くつづけられる人は、

自分でそれが本当だと

錯覚してしまっているのでしょう。



いずれ化けの皮がはがれるに決まっているのに。



そのことに思い至らないのは、

もともとの自分が嫌いで、

そうじゃない自分、華麗なる自分を作り、

その世界にはいり込んでしまったのでしょう。



そして、自分に酔っている。

だからつづけられるのですね。

酔うのは、気持ちいいものですからね。





でもね。

一番気持ちいいのは、


本当の自分を心の底から出し切れた状態。



それに比べたら、

どんなに華麗であっても、

飾った自分でいることは大して気持ちよくない

わかります。


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あなたを中心に世界は回っているとしたら

あなたはご自分の人生劇場の主人公。

世界の中心です。


そうです、そうなんです。



すごい!

じゃあ、みんな私の思いのままに

動くのね?



いえ、それはちがいます。





世界の中心であるあなたとは、

「真のあなた」のこと。


何事も意のままに動かそうとするあなたは

「偽物のあなた」です。




偽物のあなたが真のあなたを覆い隠すとき、

あなたは「我」のかたまりになります。

そして、

自分の思い通りにまわりを動かそうとするのです。




そのために、

ありとあらゆる手段を講じます。



人にバレやすい手段もあれば、

巧妙に隠された手段もあります。




病気や貧乏も、手段のひとつです。

(注: 病気の人、貧乏な人全員のことを

いっているのではありません。

病気の原因、貧乏の原因は

ほかにもたくさんありますから。)



偽りのあなたを打破しない限り、

我を張ることにばかり

力を使うことになります。



そのままずっと生きるのは、

まったくもって

人生の無駄づかいです。




真のあなたを出しましょう。

そして、本当の意味で

あなたの人生の主人公、

世界の中心になりましょう。



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人生で効率よく学ぶ?


学校の入試や

何かの資格試験を受けるとき。

そのための勉強は

ある意味、技術だ。




受験するには、

「これとこれを勉強しなさい」

「この範囲を押さえておきなさい」

と、受験のプロが伝授してくれる。

それに従うと

けっこうな高確率で合格できる。



受かることが目的だから、

そういうプロにつくことも

悪いことではない。





ただ、困ったことが起きる。

小さい頃からずっと

このような

効率のよい勉強しかしないまま

大人になる人がたくさんいるということだ。



そして

そういう人も、いきなり社会に放り出される。



会社というところにはいり、

そこがまた、手取り足取り指導してくれる。

という選択もある。

それはそれでいいのだが、

生きていく中では、

その、

手取り足取り

「この範囲を押さえて」

と教えてくれる人が誰もいない事態

に遭遇することがある。

必ず。



さあ、どうする。



しかも、

誰かが採点して合否を決める試験でもない。

まるで

大海原のど真ん中、

360度見渡す限りどこにも陸地がない

という心持ちになる。



さあ、どうする。






人生とはそういうものだ。



ということを、

一度も経験させてもらえなかった人たち。





子どもの頃から、

手取り足取り

「ここを押さえて」

と、効率よく学ばせるだけでは

足りないのだ。



効率よく学ばせ、

最短ルートで人生をうまく生きられるようにしてやる。

それだけでは、

大海原に放り出されたとき、

途方に暮れる。

絶望する。





子どもの心に灯台を。

どんなときにも、

「これがあるから大丈夫」

といえる、心の灯台を。



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