「よいもの」は、恐怖で支配しない。


栄養補助食品を摂っていて、

「これを飲んでいれば健康でいられる」

と感じていたとして。

それが実は裏返せば、

「これを飲まないと病気になるかも」

ということなら、

その食品は本当の安心をもたらしていない。




「この宗教を信じていれば安心」

といっていたのが、

「この宗教を離れると不幸になる」

と変化するようなら、

その宗教は正しくない。




「この人といれば安心」が、

「この人といないと私はダメになる」

だったら、

自分の足で立っていない。




「それ」を失うことに恐怖を感じるなら、

「それ」は、

「よいもの」のように見えて、

実はちがう。




「依存」をもたらしている。

離れられなくしている。

「恐怖」で支配しているのだ。




そういうものすべてを

捨ててもなお残る安心感。

これこそ本物。



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「静かな樹」は、
カウンセリングとヒプノセラピーのサロンです。

どのような考え方に基いて
カウンセリングを行っているのかを
書いていきたいと思います。


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