ありがとうといえない人
2014年10月19日
※サイキック・カウンセリングの中で用いております手法を
みなさまが日常生活の中で使えるようにお伝えします。
「エネルギー・ワークの講座」
ご家族に、ご友人に、お仕事に、ペットに、ご自身にも。
物や場にも使えます。
詳しくは、こちらをご覧ください。
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みなさんは、一日に何回「ありがとう」といいますか。
感謝はちゃんとことば出しています、という方に、
改めてお聞きします。
その感謝のことばとは、
「ありがとう」
「ありがとうございます」
「ありがとうございました」ですか。
反射的に出るのが「ありがとう」ではない方が、
多くいらっしゃるのですよ。
「すみません」
「ごめんなさい」
「どうも」
「モゴモゴ」
なぜ、「ありがとう」といわないのですか。
ちょっとご自分で考えてみてください。
もし、「ありがとう」ではないことばで
感謝を表している自分を発見したら、
一日でいいので、
意識して「ありがとう」に言い換えてみてください。
そのときどんな心持ちがするか、感じてみてください。
落ち着きを感じるか、感じないか。
なんだか落ち着かないというのであれば、
「ありがとう」ということばに
ご自分の波長が合っていないということです。
私の身近にいます。いました。
感謝を、「どうも、どうも」でしか表せない人。
「モゴモゴ」しかいわないでおいて、
「自分の気持ち、わかってもらえない」と本気で思っている人。
いわなくてもわかるだろう、の人。( 論外。)
そして、日本の世間で一番多いのが、
「すみません」を多用する人。
「このようなことをしていただき、恐縮です。
私は、そこまでしていただく価値などありませんのに。」
のへりくだりの気持ちが、「すみません」に出ます。
へりくだるのは、大いにけっこう。
日本人の美徳のひとつです。
でも、ありとあらゆる場面でへりくだって
どうするのですか。
そんなにも自分は、ちっちゃな存在なのですか。
恐縮されると恐縮するのが日本人です。
「とーんでもござません」が行き交う会話。
日本的です。
それもそれで、社交辞令として必要な会話ですが、
これまた、ありとあらゆる機会に恐縮し合いっこして、
どうするのですか。
「私なんて」「うちなんて」という意味合いの発言をし、
相手に、「そんなことはないですよ」と返答させる。
そういう会話、よくしていませんか。
なんでいちいち、相手に否定させるのでしょうね。
肯定し合うというやり方だってあるのに。
「すみません」は、その延長線上にあります。
「どうも」や「モゴモゴ」は、これとはまた別。
変なプライドや照れから来ます。
そんなプライドや照れは、屁! です。
そうそう。
「ありがとう」をいうにはいうけど、
取ってつけたように、チラリと、
早口でいう人もいますね。
「ちゃんといったからね!」ってところでしょうか。
これも、屁!
「ありがとう」「ありがとうございます」「ありがとうございました」
日本語の中で最も美しいことばを
いわないで済ませるなんて、
人生の損失。
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「静かな樹」は、カウンセリングとヒプノセラピーのサロンです。
どのような考え方に基いてカウンセリングを行っているのかを
書いていきたいと思います。
毎週月曜日 朝8時、更新予定です。乞うご期待。
平成24年9月30日 (中秋の名月)