自分という個性

ときには立ち止まって
考えてみてください。
自分は何を成し遂げるために
この地球に来たのか。

成し遂げるといっても、
大きなこと、
目立つこととは限りません。

人間の基準での大小は
重要ではないから。

たいていの人が目を向けないような
小さなものを大切にする。
そういったことかもしれないのです。


でも、こういう考え方も捨ててほしい。
「私にできるのは、まあこの程度」

これも、
人間の基準で
自分を小さく見ています。



基準はどこにあるのか。

もちろん、
あなたの奥の奥にある
光そのものにあります。

創造主に直結している、光そのもの。

それをのびのびと輝かせたとき、
人間基準を超えた
等身大のあなたが出る。

それを個性と呼びます。


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どのような考えに基いて
カウンセリングを
おこなっているのかを
書いております。

神のいる場所

特定の宗教を信仰している方には
納得できないことかもしれませんが。

神はあなたの中にいます。

というより、あなたは神です。

悪いことしたり、
人を嫌いになったりするのは、
自分が神だということを
忘れているからです。

しっかり思い出せば、
神である生き方に戻り、
楽しく精進するでしょう。



神社でお参りするのは、
あなたの中にいる神の
ある一部分にお参りしていることです。

神の中には数え切れない要素があって、
そのひとつひとつが
神社の神様という形で祀られています。

あなたは神だから、
あなたの中にも
すでにその要素はあるわけです。

神社の奥に鏡が置かれてるのは
そういう意味です。
あなたが神なので、
それをそのまま映し出せばいい
ということです。

肝心なのは、「そのまま」ということ。
心の奥にある「そのまま」。


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前例は作るもの

前例がないという理由で
何かを試さない、取り入れない。

そういう姿勢は一見、
失敗がない。

一見と書いたのは、
近い将来に限った話だから。

試さない取り入れないまま
月日が経ち、
気づいたら
周りから遅れを取っている。
つまり失敗だったとわかる。
ということもある。



試したら失敗するかもしれない。
笑われる。
責任を取らされる。
それが怖い。
だから「前例がない」で済ませておこう。

誰かが試して、
うまくいったらやればいい。
そうすれば、
大きな遅れを取ることもないだろう。

こういった姿勢。
安心と感じる。

だが、これでは自分が広がらない。
同じ大きさのまま。

同じ大きさのままの自分で
年齢だけ重ねるのは、
人生の損失。

失敗すら糧として
自分のものにできる人は、
広がる、広がる、広がる。

それが人間の幅となり、
豊かさとなる。


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自分と同じ苦労を求めない人

苦労を重ねてきた人は
2種類に分けられると思います。

自分と同じ苦労を人にも求める人。

自分と人とはちがうと知っていて、
同じ苦労は求めない人。


先日亡くなった有名芸能人S。
彼の逸話を知りました。

番組Dで長年共演している
男性アイドルグループのAが、
グループの中で自分だけ
ドラマの仕事がこないといって
落ち込んでいた。

それを聞いたSは、こういった。
「ドラマは3ヵ月で終わる。
Aには番組Dがあるじゃないか。
番組Dはずっと続く。
続けてみせる。」


Sは苦労人です。
望んではいった世界ながら、
楽なことばかりではありませんでした。

そんな彼が、
アイドルと呼ばれているAに、
「お前の悩みや苦労なんか、
俺のに比べれば大したことない。」
などとはいいませんでした。

Sは、瞬時にAの気持ちに寄り添い、
励ましたのでした。



自分の苦労を基準にする人。

自分の苦労は自分のもの。
人をその基準ではかることはしない人。

「苦労して得たもの」の
使い方がちがいます。


たとえばこんな面にも現れます。

親からの愛情が薄かった人。
そういう人が子を持ったとき、
素直な愛情を出すことができない。

自分は愛情をもらえなかったのに、
この子がもらえるなんて、不公平だ。

どこかでそう思っているのです。


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