自分を程よく出すにはどうするか
2014年8月18日
周囲が「なんだコイツ」と思うぐらい強い人。
すぐに他人に合わせてしまう人。
両極端に見えますが、
実はこの2つのタイプ、元は同じなのです。
本当の自分を知らない。
前者は、我を張っています。
鎧を着ているのです。
後者は、なんとなくわかりますよね。
自分に自信がないのです。
鎧タイプは、敵を作ることがあります。
自信なしタイプは、人から利用されます。
鎧タイプは気軽な友だちが少なく、
自信なしタイプは親友がみつかりづらい。
あと、鎧タイプはどんなときにも自分の意見を通そうとする。
自信なしタイプは流される。
ある人たちからしたら、自信なしタイプの方が扱いやすいわけですが。
和を大切にする日本人の感覚からすると、
鎧タイプはめんどうですね。
どちらも、心地よく生きるのが難しいという点は
共通しています。
どういうときに自分の意見をはっきり言うか、
どういうときはみんなに合わせるか。
この加減がわかると、
楽に生きられるようになります。
20代前半までの私が鎧タイプだったから、
よくわかります。
「私はこういう性格だから」で開き直り、
周囲を困らせる人がいます。
それは、本当の自分を出しているとはいえません。
本当の自分を知っていれば、
そんな強情なことは言わなくなります。
たとえ何歳になっても、本当の自分を知る価値はあります。
当然です。
自分自身を知ってこその人生なのですから。
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「静かな樹」は、カウンセリングとヒプノセラピーのサロンです。
どのような考え方に基いてカウンセリングを行っているのかを
書いていきたいと思います。
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平成24年9月30日 (中秋の名月)