悟るとはどういうことか

「悟る」とは、
端的にいえば
「すでに悟っていると気づく」ことです。

別の角度からいえば、
「因果応報の渦から脱していると知る」
ことです。



人生という畑に蒔いた種は、
必ず実を結びます。
良い種も、悪い種も。

刈り取るのは本人です。
これが因果応報です。

良いことをしたのに損をする
ことはなく、
悪いことをしたのに逃げ得
ということもありません。

ただし、
因果応報を繰り返していたのでは、
大きな向上はありません。
同じレベルの場で
グルグル回っているだけ。

人それぞれの時期に、気づくのです。
因果応報は、あるように見えて、ない。
良いも悪いもない。

あるのは、
最終目標に向かって
高く高く昇っていこうとする魂だけ。

そして、その最終目標は、
「すでに自分の中にある最高のもの」を
磨き出すことだと。
「自分の本質は悟っている」
と思い出すことだと。



そう気づけばいいだけです。

なにも、
世俗的なものを全部捨てることが
悟りではないのです。

今ここにあって、
悟っている自分なのです。


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メンタルコンサルテーション
静かな樹


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