悲しみが好きな人がいる

まさかと思うかもしれませんが、
悲しみが好きな人がいます。

「悲しみに沈む自分」
が好きな人もいます。

そういう人は、
たとえ今
悲しむべきことがなくても、
過去を悲しみます。

そういう人は、
悲しみを誰にでも語ります。
たまたま会った人にも語ります。

何度でも。何人にでも。
ずっと、ずっと、ずっと。



すると、
その人は悲しみの雰囲気をまといます。
悲しみの雰囲気をまとうと、
笑っていても悲しげです。

初めて会った人は感じるでしょう。
「この人、なんだか悲しそう。」



悲しそうな人と
遊びたいと思いますか。

悲しそうな人と
ごはんを食べたいと思いますか。

悲しそうな人と
人生をともに歩みたいと思いますか。



同類相憐れむで、
同じように悲しみが好きな人は
近づいてくるでしょう。

でも、
たいていの人は避けるでしょう。
人は明るさにひかれるのですから。



悲しむなというのではありません。

とことん悲しんだら、
太陽のもとに出てください。

悲しみを解かす太陽は
誰にでも光を注いでいます。

光を受けるか拒むかは、
あなたの自由に
委ねられているのです。


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メンタルコンサルテーション
静かな樹


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