もらう喜び あげる喜び

もらいたい、もらいたい
の人がいます。


タダなら
できるだけ多くもらいたい。
気に入らなかったときは捨てればいい。


そういう人は、
自分のお金や手間をかけたものを
他人にあげません。




あげたい一辺倒な人もいます。


お返しをもらうことを嫌い、
常に自分があげる側でいたい人。


物でも、情報でも。




あげる・もらうという行為は、
一種の「愛のキャッチボール」です。


だから本来、
もらうもよし、あげるもよしのはず。




心をこめて、あげる。


もらう側は、その気持ちをいただく。
お返ししたかったら、する。
(もちろん、目上の方との間では
この限りではありません。)




そうそう、「お返し」にもポイントが。


何かもらったら、
とにかくすぐに
同程度のものを返さないといけない
と信じている人がいます。


何がなんでもすぐにお返しをして、
差し引きゼロにしておかないと。


という、半ば強迫観念。


あげた側としては、


「義務でお返しがきた」


「かえって相手に負担をかけて終わった」


と感じます。




人生は、
いたるところで
愛のキャッチボールがおこなわれます。


野球のキャッチボールが
最初から上手な人なんていません。


愛のキャッチボールも、
だんだんうまくなっていくのですよね。


あげる気持ち・もらう気持ちを
楽しみながら。

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メンタルコンサルテーション
静かな樹

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