ついてまわる “基準” その2

前回は、
親の年齢、
年齢より若く見えるかどうか。


そういったことが、
アメリカでは
話題に上らなかったという話でした。


そういえば、
「年だから」ということばも
聞いたことがありませんでした。


70代80代にならないと
しないのです、年の話。


ただ、
人々の間に漂う
確固たる基準を感じました。


それは、
「活動的であるかどうか」です。


静かに本を読むのが好きな人や
専業主婦として家にいる人は、
あまり評価されていないと感じました。


外に向けてどんな活動をしているか
が重要なのです。




何がいいたいかといますと。


日本でのように、
いちいち年齢を基準にするのも、


アメリカでのように、
外に向けての活動量で
はかられるのも、


めんどくさい!


ということです。



今年の年賀状に、
「美紀さんは、
まだ仕事しているのですか」
という文言がありました。
中学校時代の担任の先生からです。


「まだ」ってどういう意味だろう、
と不思議だったのですが、
思い当たりました。


私の年齢が基準なのです。


アメリカでお世話になった方から、
12月にカードが届きました。
「ミキは、チアリーダーをやっていて
活動的でしたね」
とありました。


やっていたのは事実なんだけど、
私らしさはそこにはない。




さて、一番いいたいことは。


人があなたを何ではかるかは
放っておきましょう。


外の基準に抵抗する必要もありません。


あなたがあなたを生きればいい。


自分の基準で生きて、
その最高を目指せばいい。


世間の基準には、
馬耳東風でいきましょう。



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メンタルコンサルテーション
静かな樹

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